独身、主婦、不倫中の女性、いろいろなパターンの女性に対するメッセージが集められています。故に、どうしても「自分にとっては使えない」部分が出て来てしまいます。
私は佐藤富雄さんは好きですが、この本が現代の女性に受け入れられるかは疑問です。著者は基本的に、女性は結婚したら専業主婦になることを勧めており、自分自身も、結婚したとき奥さんに仕事をやめてもらってます。著者は70歳代ですから、こう考えるのは普通です。
著者は「女性が応援することによって男性は仕事を頑張る」と言っています。しかしそれは著者の世代の男性だから。現代の20代、30代の男性が女性に応援されたからといって仕事を頑張るとは一概に言えないでしょう。何を言われてもやる気を出さない人はいます。
「専業主婦は時間があるからその時間を生かして趣味はキャリアアップへの勉強をすればいい」ということを言っているが、現代の専業主婦が、その合間にやった趣味や勉強で10年後の再就職をめざすのは難しい。もっと言えば、夫の収入が低くて妻の趣味や勉強の費用など出せない、という人も多いのではないでしょうか。
著者の語る専業主婦と今の専業主婦にギャップがあるみたいです。