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あなたの呼吸が止まるまで 単行本 – 2007/8

5つ星のうち 3.4 17件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

十二歳の野宮朔は、舞踏家の父と二人暮らし。夢は、物語を書く人になること。一風変わった父の仲間たちとふれ合い、けっこう面倒な学校生活を切り抜けながら、一歩一歩、大人に近づいていく。そんな彼女を襲った、突然の暴力。そして少女が最後に選んだ、たった一つの復讐のかたち――。『ナラタージュ』から二年、新たな物語の扉が開く。

内容(「BOOK」データベースより)

舞踏家の父と暮らす12歳の少女、野宮朔。夢は、作家になること。一歩一歩、大人に近づいていく彼女を襲った、突然の暴力。そして、少女が選んだたった一つの復讐のかたち。

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登録情報

  • 単行本: 187ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/08)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4103020326
  • ISBN-13: 978-4103020325
  • 発売日: 2007/08
  • 商品パッケージの寸法: 19.4 x 13.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4 17件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 198,338位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
子供と大人の境目の中で見た、弱い大人の姿。
弱い大人の感情を理解できてしまう人は、読了後
「理解できてしまったが、自分はこんなことはしない。」と云いたくなってしまう
後味の悪さを感じることになる。
人によって異なるが、この後味の悪さが気持ちの揺れになり、気持ちが揺れることが物語を読むことの醍醐味であるともいえる。

文体は、平坦。内容も、一本筋。文章は、上手いか下手か、よくわからない。
ただ、ハッピーエンドでも、振り切った明日でもないという点が、私は好きだ。

救いがないわけでもないが、イヤなことがあるたびにこんなことを思い出すんだろうなと感じさせる点に、共感はしないが頷いてしまう。

この作者は『ナラタージュ』の時もそうだったが、男の隙・いい加減さ・我儘さを感じさせる行為の描写は上手い。
嫌々ながら、共感させられる。

他人に薦めて、ドンビキされる可能性もある本。

いろんな意味で取扱注意な感じが、私は好きだ。星4つ。
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形式: 単行本
好き、嫌いじゃなくて、
どうして島本さんは、こんなに分かってるんだろうと思いました。
少女時代にこういうことがあると、
どんなに明るく毎日を生きていても、心のどこかにポツンと
黒いシミみたいに消えずに残ってしまって、
何かのときに思い出すと、非常に残念で悔しく、腹立たしいんだけど、
自分の非力さや、何も知らない家族のことを考えると、
結局誰にも言えなくて、またしまいこんでしまう・・
私も(朔ちゃんほどじゃないけど)そういうことがあったので、
非常に感慨深いストーリーでした。
途中出てくるセリフや、エピソードもいちいち心にひっかかるというか。

最後のやりとり、それを“彼”に見守ってもらうところはハラハラしながらも
後味は悪くなかったです。
朔には大事な人がたくさんいるから、それが救いだと思うし、
「こどもは何もわかってない」「覚えてない」なんて思ってる人に
読んで欲しいと思います。
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形式: 単行本
舞踏家の父と暮らす少女・朔。大人びたクラスの女友達や
少し話せる男の子もいるけれど、父親やその周囲の
アクの強い大人たちと一緒にいる時間が長いこともあって、
どこか、小学校6年生にしては、落ち着いてしまっている部分もある。
そんな朔なりのスピードで思春期の入り口に向かって成長していく日々。
その、ほかとは少し違っているが健やかに成長していく彼女を襲う
突然の暴力。朔は、ある復讐の方法を思いついた…

この「突然の暴力」というフレーズは、帯のあおりにも
書いてあったし、島本さんの代表的長編「ナラタージュ」の
脇役のエピソードを思い出すと、こういう感じなのかな、と
予想が読む前からついてしまったのだが、そのせいで
いつ、その「突然」が来るんだろう、と、それを気にしつつ
読み進めてしまった。しかし、その瞬間が来てしまうまでの
少女の心の動き、小学校での日常生活、親や周囲の大人たちとの
やりとり、など、12才の少女のナイーブさ、したたかさが
丁寧に描きこまれているので、それを堪能するほうがより
深くじっくり読めると思う。なので、帯のあおりやあらすじなどの
「暴力」にこだわらず、ある少女の思春期直前のお話、と思って
手にとってみてください。
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形式: 単行本
読み進めているうちに、この展開になると嫌だなという方向にいったので
がっかり。

テーマとしてはありがちだし、特に新しい試みは見当たらず。
舞踏家の父というのが変わっているといえばそうだけれど。

暗い話苦手な人は読まなくてもいい作品だと思います。。
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形式: 単行本
 島本理生の作品は、読み始めは、幼いな、拙いな、背伸びしているなって感じで、ナメた対し方をしちゃうんだけど、読み終わると、してやられた、というか、ひっかかるものがなんか残るんだよな。
 「ああファザコンなんだね」とか「いまどき珍しい文学少女なんだね」ってのは、ある種の引っ掛け問題であって、そこで留まっちゃうとこの作者を読み違える。もちろん、「主人公=作者」って読者の錯覚を逆手に取るほど老練でも戦略的でもなく、どっちかっていうと、素の荒削りなところが文学的っていうのかな。なんか、腑に落ちなさ、整合性のなさ、とか、読んでて恥ずかしい表現、場面とか、そういう青臭さ、切なさが、もうおっさんには想像し得ない失われた文学であって。
 小学生描いていても、年齢がまだ近いから、相対化出来ていなくって、そこが逆にいいかも、って言う。きっと小学生の女の子のリアルに近いんだろうなっていう。ああ、小学生からしたら「ノルウェイの森」はこうなんだ、「奥田民生」はこうなんだってのも面白いし、もちろん「シベールの日曜日」の読みかえも、「テヘランでロリータを読む」を彷彿とさせて、「ロリコンなんていい気なもんだよ」っていう、その謙虚さを常に忘れちゃいけないなって、大人は自戒しなくちゃいけない。どっち側からの物語が正しいかなんて、もちろん断定は出来ないけど。やっぱ、自らが幼ないからって、弱い存在
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