この本の内容を簡単に言ってしまうと、
営業マンが売ろうとすればするほど、お客は防御を固くして
うれなくなってしまう。だから、今までのやり方を変えなくてはいけない。
そのやり方には、大きく分けて2段階がある。
・第1段階
たとえば、ダイレクトメールや広告の表現をちょっと変えるだけで、
反応は大幅に変わる。そして、広告やダイレクトメールは、効果を
計測しなくてはいけない。その計測のカギがオファーをつけること。
・第2段階
そうやって集まってきたお客を、効率よく成約していくためには、
お客さんの購買心理に応じた設計図をつくることが重要。
たいていの会社は、1つの段差が大きすぎて、お客が上ってきてくれない。
この手法はどんな業界にもあてはまって、これを実践すれば、
あなたの会社は90日もかからないうちに、大幅に儲かる!という話。
一見、うさんくさい気がするかもしれないけど、これがまた
非常に説得力がある内容になっていて、おもしろい。
以下は僕の気になった部分のメモ。
営業マンがしゃべると、それだけで売り込みになる。
売り込まれる人は、売り込まれないようにする感情が自然に起こる。
できる営業マンは、自分からはしゃべらず、相手にしゃべらせる。
(売り込む営業マンと売り込まれる客は敵対関係。本心もしゃべってもらえない)
世の中の大半は、商品説明のタイミングが、お客の感情とマッチしていない。
商品を売る前に、まずは自分を売る。
儲かる広告はレスポンス広告。「無料サンプル」「無料お試し」「無料ガイドブック」
「無料レポート進呈」「1000円お試しキット」など、オファーがあるのがレスポンス広告。
広告のプロは、商品を売るプロではない。広告枠を売るプロである。
だから、広告のことはプロに任せようというのは、大間違い。
売り込みの代わりにアンケート(ダイレクトメール)も1つの手。
すべての生物は、1)快楽を求める、2)苦痛から逃れる の2つの場合に行動を起こす。
そして、2)のほうが、強い行動要因になる。(これを広告等に生かす)
長い文章は読んでもらえないというが、興味のあるひとは長い文章も読む。
ダイレクトメールの場合、必要な情報はすべて盛り込む必要がある。
広告宣伝では、商品を売ることではなく、興味のあるひとを集めることに徹する。
(商品を販売するよりも、興味がある人を集めるほうが圧倒的に簡単)
アンケート→アンケート結果をもとにしたレポート送付(1つぶで2度おいしい)
レポートのタイトルも重要「デパート経営者が知らなかった、駐車場でのトラブル
〜この5つのクレームが、お客をライバル店へ向かわせる」とか。
最後に、著者が自分のセミナー集客のために会社のお偉いさんたちにダイレクトメール
を送った際、に封筒に書いた文句もうまいと思った。
「52時間後に迫っています。いますぐご開封を」