書店で平積みされているのが目に入って、思わず買っていました。
普段、読まないジャンルなので、われながらちょっと不思議な体験です。
買った日のうちに、「わたしたちの人生を、神様は本を読むようにご覧になっている」
という印象的なプロローグから、エピローグまで一気に読み終えました。
著者の高津さんによれば、わたしたちはみんな神様に祝福されていて、
「呼吸をするのと同じくらい当たり前に、幸せになれる存在」なんだそうです。
しかし、取り越し苦労をしてあがいたり、無意味に人と比べて焦ったりするから、
自らその道を見失ってしまう、のだと。では、幸せになる道を
思い出すためにはどうすればよいのか。それが、とても丁寧に書かれています。
人生は、「『あなたの物語』というこの世にたった1冊しかない本」で、
自分の物語にたくさんの幸せを綴ることが、両親をはじめとする
ご先祖さまへのなによりの孝行と供養になる、というくだりがジンときました。
これまで、死後の世界や前世の存在を信じていませんでしたが、
高津さんがおっしゃるように、「袖触れ合うも多生の縁」と
考えたほうが、出会う人みんなが愛おしくなるなぁと素直に思えました。
また、亡くなった母が神様のおそばにいて、わたしが綴る物語の
ページを楽しそうにめくる姿を想像したら、なんだかうれしくなりました。
わたしにとっては、必要な本に必要なタイミングで出合えたようで、
読了後もずっと爽やかで温かな余韻が続いています。
明るいものの考え方、人との幸せな接し方など、
実践法が中心になりますが、マニュアル色は薄く、
体験談が豊富なためかストーリー性が高いです。
物語としても、オススメできる1冊です。