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私はFPとして、本書に述べられているようなマンション問題については関心を払ってきた。その結果感じているのは、見せかけの支払いの容易さに惑わされている人が多く、10年後のことは漠然と考えていても、立替問題が現実のものとなる30年後のことを真剣に考えている人はほとんどいないという事実である。さらに問題なのは、今のマンションはほとんどが高層建築であり、階により所有者の所得に大きな差があること、そして、立て替える際に高層化してその分を分譲するという今までの手法が将来使えないことである。
結婚したから、子供ができたから、あるいは持ち家の方がなんとなく良いからという`安易'な理由でマンション購入を考えている方には、一読をお勧めしたい。そして、マンション購入の裏に存在するリスクに、冷静に目を向けていただきたい。
この本は、(メーカーのたくらみからか?)以外と知られていない、マンションの30年後の現実をとてもよくまとめてあると思います。一度読んでから再考察するのが賢明かも知れません。
また、話はただマンションのみに限らず、どうして現在のようなマンションブームになったのかなど、政治的な背景や他国との比較も交えてありなかなか読み応えのあるものになってると思います。
その後のフォローは?と疑問視する部分もありますが、それは改善策を講じれる人間がこの本とユーザーとの仲介をすれば良いと思います。現状を認識し、善処策をパートナーとして共有できる「腕利き」がこの本を広く配布する有効性を感じます。
多摩の安売り公団住宅に飛びつくユーザーについてのニュースを見ると、やはり値段なのかなと感じますが、品質や住まい方こそが重要だということをこの本で勉強してもらいたい。今も昔も何故にここまで、高価な住宅という買い物に対して無警戒なのかが理解できません。
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