本書の題名の答えが、「国民全体を不幸に陥れる」である事は今では周知の通りであり、本書もそれを予知する形で身内批判した物かと思ったら、真逆の内容だった。題名に騙された感がある。また、口語体の文章からして自筆ではなく、著者が語った内容を誰かが聞き書きして纏めた印象を受けたが、それを隠している意図も理解出来ない(そうした形式の書は主に著名人を対象として数多く存在するし、少しも恥かしい事ではない)。
本文中では、「管は政治家に向いている」とか「突発的な事態への対応能力がある」とか事実と乖離した事を述べていたり、「イラ管」の弁明があったりと身内批判どころか身内賛美に終始している。お笑い草である。夫婦揃っての茶番劇。似た者夫婦なのであろう。唯一、管が市民運動をしていた昔から総理の座に執念を燃やしていた事が真実味を持って伝わって来る点に皮肉を感じた。