創造活動の舞台の1つが、多種多様なアーティスト、学者、ビジネスマンらが協調する形で2000年に始まった「ランデヴー・プロジェクト」である。理系と文系、ロボット工学と芸術、都市設計と哲学、衣装デザインと昆虫学など、既成の概念では融和することのない分野を、有志らが有機的に結びつけていくことにより、全く新しい製品が生まれている。主宰者はこれを「言うなれば“草の根モノづくり大学”である」と語る。
著者は旧来の産官学に代わるこうした取り組みを、特定NPO(非営利組織)活動として社会が後押しすべしと主張する。企業に対してはこうしたプラットホームに積極的に関わる行為が、「眠れる資産や人材」を目覚めさせる絶好の機会だと助言する。
(日経ビジネス 2003/06/23 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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