不意に心を鷲掴みにします、絵本って。子供にじっと見つめられているようで、戒めの気持ちも湧いてきて、とっても精度の高い鏡みたいに感じています。
もっと精度の高いものがあったんですね。子供の詩ってさらに衝撃的です。本書は、ひたすら子供の詩を紹介してくれます。やはり大人になってしまったのか、解釈が難しいところもあったりするのですが、そこは編集者のやさしいコメントがいい味を加えてくれています。
なかでも、本のタイトルにもなっている、この詩が一番すきです。
ぼく
武藤直樹(群馬・小2)
ぼくは小学二年生です
あまりべんきょうができません
でも ぼくもぼくなりに
生きています
あたまわるいけど
学校がすきです
私?
学校はあんまり好きではなかったかもしれません。団体行動が苦手で、ずっと座っているのが苦手でした。いまでも、あんまり変わりませんね。成長したと思うのは、「嫌い」って言えることでしょうかね。