TV版『2』再放映は多くあったが、初代再放映が少なかったのは版権絡みもあるだろうが不適切音声が多く放映できなかった理由もあるだろう。実際、コトワリとして「作風を損なわない為に敢えて放映当時の音源をそのまま使用しております」と表記され実際の音源も修正をする事なく全話そのまま収録してある。この度、通しで視聴する機会があったのでレビューしてみる。
本作はアニメ進行が漫画連載に追いついてしまいカーロス戦が終了した辺りの中途半端な所で終わっている。それに至るまで制作サイドとしても苦労があったのだろう・・・・だが、ドラゴソボーノレのように牛歩戦術は使わない。オリジナルストーリーを作って延ばし延ばししちゃうのだ^^。少年院辺りの回はカットも原作のコマ割りそのままという感じ、台詞もほぼそのまま踏襲しているがドヤ街に帰還した頃から調子が狂ってくる。
・まずゲリラが(おそらく脱獄して)ジョーに逢いに来て一緒に流しの仕事をしようと持ちかける話
・ジョーの主治医を申し出る親爺が現れ、何故か泪橋の対岸を不法占拠する話
・ジムの門下生になりたい(河野とは別者)というボンボン兄ちゃんの話
と、あがき続けるのだが終盤はニッチモサッチモいかず
・ドサ周りの稲葉と登山する話
・その上、遭難して
・牧場の娘に助けられチョッとしたロマンスを演じる
と、もはやボクシング漫画の枠を度外視した超展開を拝める。こういう制作サイドの背景を読み取るのも面白い見方だ。
次週予告も収録してあり段平の咆哮も聞けるのでファンなら一度は見ておいて欲しい内容である。