しかし、サツバツとした話にしてくれたなあ〜〜(-_-#)
というのが見終わった時の率直な感想でした。
格闘技のマンガって暴力に焦点を当てたサツバツとした話に
なりがちなんだけど、『あしたのジョー』はそうなってなくて、
ロマンチックな話に仕上がっている。
そこが『あしたのジョー』のすごさだと思っているんだけど。。。
サツバツとした話にしないために、ちばてつやはいろんな演出をした。
それは、ドヤ街の子ども達とジョーのふれあいだったり、
いつも自信に満ちあふれていた力石が見せた弱さだったり、
ジョーにキラキラとした内面を語らせた「真っ白な灰」のセリフだったり、
葉子の愛の告白だったり。
その結果、『あしたのジョー』は格闘技マンガなのに
奇跡的にロマンチックな物語になったんだと思う。
そういうトコ分かってんのかな、このカントク(-_-#)
葉子によけいなエピソードを作る余裕があるんだったら、
ジョーと力石の内面をきちんと描いてくれよ。
役者は全員ハマリ役だっただけに(葉子以外)、ものすごく残念です。
とくに力石の演技は白眉であったし。
ボクシングのシーンも意外にリアルだったし。
ジョーがいつも丹下のおっちゃんといっしょに戦ったのに比べ、
力石はいつもひとりだった。ひとりで戦った。
ジョーが敗れたのは必然だとは思いますが、
この力石戦以降、ジョーも丹下のおっちゃんから親離れして
ひとりで戦っていきます。
このあと、『あしたのジョー』はどんどん面白くなっていく。
役者がほぼ完ぺきなだけに、カントクを替えて次回作を撮れば
とんでもない名作が生まれる可能性がある。
というわけで、次回作に期待(^^;