最近かわってきましたね、荒井さんの作風が。いままでだったらタイトルが
「ぼくのアーサー」とかになって、アーサー君という笑顔の太陽が
全国各地にやってくる。というような展開を妄想しちゃうんだけど、
もうそうはならないんだろうな。
「空の絵本」でもそうだったけど、空想で矯正された自分眼鏡をはずして、
裸眼で生の世界と向かい合っている感じを受けます。でも心の立ち位置は
いままでと変わらず、より太く大きなものになっている。
とかなんとか素人の立場で偉そうに書いてますが、要するに言いたいのは
素直にいいなあってこと。
朝っていいな。晴れてるっていいな。雨でもいいな。
ここに居られるっていいな。今を生きてるっていいな。
と素直に思えることがいいな。なんて世界をみせてくれる絵本です。
「スースーとネルネル」の後によむと、より劇的な変化を味わえます。