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あさき夢みし [DVD]
 
 

あさき夢みし [DVD]

ジャネット八田, 花ノ本寿, 実相寺昭雄 DVD
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登録情報

  • 出演: ジャネット八田, 花ノ本寿, 寺田農
  • 監督: 実相寺昭雄
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: ジェネオン エンタテインメント
  • DVD発売日: 2003/12/21
  • 時間: 119 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0000V4O56
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 86,161位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

王朝がたそがれる中世に、自由を求めて生きたひとりの女性がいた。

後深草上皇のもとで育てられ、やがてその愛人として御所に迎えられた四条は、貴族や僧侶など様々な男たちから求愛される。長年のそんな暮らしに虚しさを感じた四条は尼僧の姿となって旅に出る…。「とはずがたり」に材をとった詩人・大岡信の脚本を実相寺監督が鋭い映像感覚で映画化した独創的で限りなく美しい映画。
※既発売のDVDBOX「実相寺昭雄コレクション」(PIBD-1199)を単品販売するものです。

〈映像特典〉
●ローコントラスト・ニュープリントを使用して中堀正夫キャメラマンの監修の下に新たにスクイーズ収録でテレシネしたニューマスター仕様
●特報収録

〈スタッフ〉
監督:実相寺昭雄/脚本:大岡信/撮影:中堀正夫/音楽:広瀬量平

〈キャスト〉
ジャネット八田/花ノ本寿/寺田農/岸田森/原知佐子/丹阿弥谷津子/東野孝彦/村松克己

Amazon.co.jp

   13世紀後半、後嵯峨法皇の院政時代。帝位を弟に譲り世捨て人のように過ごす後深草上皇(花ノ本寿)の寵愛を受けている四条(ジャネット八田)は、霧の暁こと西園寺大納言(寺田農)や高僧・阿闍梨(岸田森)らの愛を受け、そのつど身ごもるが、生まれた子はすべて彼女から引き離されるに至り、自らのはかない存在を痛感し……。
   実相寺昭雄監督が脚本に詩人の大岡信を迎えて描いた初の時代劇映画。権力と愛欲に満ちた宮廷から、ひとりの女が自由を求めて旅立っていく姿を、無常観に満ちた映像美で描出していく。それまでのエロス三部作と比べるとエロティシズムはやや抑え目で、むしろ自由への苦難の旅立ちというモチーフに、実相寺監督の新境地をかいまみることができる。華やかな宮廷の闇を巧みに捉えたカメラと照明も素晴らしい効果を上げている。(的田也寸志)


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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vincent
都の貴族社会の中で縛られる前半と尼として諸国巡礼に出る後半に分かれます。
前半は詩歌管弦の雅なだけの世界に埋没して自分の愛する人以外とも結ばれる女の業が描かれます。(女人五つの障りあり、というところ)
後半はそんな生活への嫌気と愛した高層の死がきっかけで出家するところからスタート。思い余ったら仏門へ入るということです。
そして西行法師のように「風になびく富士の煙の空に消えて行方も知らぬ我が思ひかな(新古今集・西行) 」の心境のごとく雅な都の世界を「夢、まぼろし」として新境地に向かい、たどり着くのです。それは「女人五つの障りあり、無垢の浄土は疎けれど、蓮華し濁りに開くれば、龍女も仏に成りにけり」(梁塵秘抄)まさに女も成仏できる、そしてその境地に達したということ。これは映画の中でも出てくる貴族社会のなかでの天台、真言の御教えと対比されて庶民の浄土信仰の発端となった熊野で神託を得た(熊野は女性も受け入れていた)「一遍上人」の「踊り念仏」にも対比、付随されて描かれるのです。このように女性を差別的に扱う宮廷から独立して精神的に成長する過程を描いた映画で、かなりの映画的な場が実現した素晴らしい映画だと思います。ジャネット八田さんの美しさはいうまでもありません。厳島と熊野の景色とATG最大のセットは見ものでしょう。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By k-0
さすがにATGの作品だけあって、単なる「時代劇」や「文芸モノ」ではなく、実験的な試みをこらした「芸術作品」を撮ろうという志が随所にみなぎっているように感じました。

この映画に限らず昔の映画(特に白黒映画)は「明暗のコントラスト」がはっきりしていて、現代の映画には見られなくなってしまったリアリティがありますが、特にこの作品では平安時代末期の宮廷が舞台になっているということもあり、昼なお暗い宮廷の内部に格子から洩れて入ってくる光が、大仕掛けではないのにも関わらずものすごく綺麗です。またキャメラワークが鋭いので、さして起伏のない物語進行にも関わらず、観ている者を飽きさせません。「時代モノはちょっと・・」という方も、きっとこの美しく怪しげではかない世界に魅せられることと思います。
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