あさえにお留守番を頼んでお母さんが出かけてしまう。お昼寝をしていたはずの妹のあやちゃんが起きてきて、ふたりで道路に絵を書いて遊んでいたはずが…あさえがふと顔をあげると、そこにあやちゃんの姿はなかった。
妹のあやちゃんを探して走り回るあさえの緊張が痛いほどに伝わる絵本である。あさえの視線の高さで描かれる大人や塀、大きな道路には圧迫感があり、あさえの緊張を見るものに伝える。「あやちゃんかも」と何度も思わせるスリリングな展開から目が離せず、一気に読み進めてしまうだろう。
ようやく公園で妹を発見し、あやちゃんを抱きしめるあさえの表情は、安堵と妹への深い愛情に満ちている。幼い姉妹に読んであげたい1冊だ。(小山由絵)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
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46 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
泣ける絵本!!,
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レビュー対象商品: あさえとちいさいいもうと (こどものとも傑作集) (ハードカバー)
私も幼稚園の頃妹ができ、そのころにこの絵本もよく母と読んでいました。「母親がこんな小さい子を置いて出かけるなんて許せない!」という意見もありますが私は幼稚園の頃はお留守番していましたし、小学生の低学年の頃も母は私と2、3才頃の妹を置いて買い物に出かけてました。今私は26才です。時代は違い今はそんなことはできないとは思いますが昔はこんなことは普通でした。作者や出版社を責めるのはどうでしょう?責めなくてはいけないのは犯罪者ではないのですか?今は近所との付き合いも難しくなり、日本の治安も悪くなりました。 この絵本を読むと一昔の日本が見えてどれだけ今より良い時代かがわかります。最後の場面は幼稚園児ながらも涙がでそうになり母の前で涙を見せるのが恥ずかしかった私は必死にこらえていたのを覚えています。でも今は母の前で読み涙も流せます。悲しい涙ではなく安心感からくる涙なので泣いた後はとっても気持ちが良いです。
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
だいすきな絵本,
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レビュー対象商品: あさえとちいさいいもうと (こどものとも傑作集) (ハードカバー)
大人になってあらためて読んでみると子どもを一人で置いていくことも、子どもだけで公園で遊ぶことも、 今の時代では出来なくなってしまったんだなぁとハッとしました。 この絵本が出版されたのは30年前ですので、 「今の世の中にこのような絵本を出すのは無責任」 という意見は当たらないと思います。 このような状況でも、だいじょうぶな世の中でした。 知らない子どもが危ない目に遭いそうになったら、 知らない大人が助けてあげられる世の中でした。 大人目線で「子どもを一人にしたら危ない」と思うよりも、 絵本を読むときは、子ども目線で読めるといいなぁと思います。 たとえ大人がいっしょにいても 子どもにとっては冒険のような瞬間もあると思いますし、 林明子さんの絵本は、「子ども目線」なところが醍醐味だと思います。 いずれにせよ、すてきな絵本です。
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ドキドキ,
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レビュー対象商品: あさえとちいさいいもうと (こどものとも傑作集) (ハードカバー)
お留守番をしていた、あさえちゃん。妹が起きてきたため、道路に絵を描いて遊んであげる。 妹に喜んでもらおうと、がんばって絵を描き続ける。 ・・・ふと顔を上げると、妹が消えている! 向こうの道路から聞こえる車の音、 男が、女の子を引っ張っていく姿など 妹が危ない!どうしよう。。。という あさえちゃんの不安が感じられて、見ていてドキドキします。 あさえちゃんの視線の高さで、絵が描かれているので よけいに、迫力があります。 ラストに、妹を見つけて、抱きしめるあさえちゃんにウルっときます。 絵は、ホワホワ〜としていて、ホントにかわいい。
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