著者は国立成育医療センターのアドバイザーであり、小児科専門医で主に自閉症の専門です。他にもいくつかの著書があり、乳児健診など多くの場面で多数の自閉症児を見てきています。特筆すべきなのは、大人の自閉症の方、特に高機能自閉症への深い理解があり、そこから遡っての早期の対応、早期の介入の重要さを訴えています。
早期介入、特にABAというのがまだ発展途中の分野であり誤解を招いている現在ですが、早期介入はこれからもっとメジャーになっていくと思います。まだABAに触れていない方、すでにABAをやっている方にもおすすめです。読みやすく、疑いが持たれる時期、診断、就学期など各時期にどんなことをしたらいいか、どんな心構えを持ったらいいか、などが書かれており、他書ではみられない記述も多くあります。父親の役割にも触れてあり、家族で読んでもいいと思います。 おすすめです。