惑星漂流60周年!
還暦とはいえ、あがたさんの歌唱はますますパワフルだ。
これまでも、フォークだろうが、名盤「日本少年」、さらにはタンゴやブラジルだろうが、意欲的に創造される彼の音の中には必ずそのパワフルな歌唱が一貫して存在していた。
今作は記念ライヴという事もあって、デビュー曲「赤色エレジー」から今回のツアードキュメント映画の主題歌「るるもっぺ べいぶるう」まで、彼の多様な音楽性の中で散らばっていた魅力が凝縮されている。
矢野顕子さんや緑魔子さん、そしてはちみつぱいとの共演も言う事なしだが、武川雅寛さんのバイオリン、徳武弘文さんのギター、久保田真琴さん、バカボン鈴木さんのベース等もあがたさんの楽曲の魅力を際立たせるいい音を出している。
そして、主役のあがたさんの歌は先にも書いたとおりパワフルで耳に残るが、それと同時に温かみも感じる。演奏している側と観客を包む温かい空間がCDを聴く側にも感じ取れる。
あがた森魚とZIPANG BOYZ號の一夜を記録した素敵なアルバム。
聴き終えて良い気分になりました。