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あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
 
 

あかんべえ〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

宮部 みゆき
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった―。この屋敷には一体、どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮部 みゆき
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 349ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101369291
  • ISBN-13: 978-4101369297
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 安心してお薦めできる優良作品, 2007/6/25
レビュー対象商品: あかんべえ〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
おりんの喜怒哀楽が読み手に十二分に伝わる表現力、文章力はさすが。
彼女の素直な感性を通して描かれるお化けさんたちも魅力充分で、否が応でも物語の謎への興味を掻き立てられる。
おかげさまで感情移入を妨げられることなく、一気に読み終えることができた。

ただ、ミステリー要素だけに限れば、物語の結末はもうひとひねり欲しかった気がする。
あくまで「限れば」、「強いて言えば」の話。
作者の書きたかったことはそれまでにほぼ書ききれているだろうから、物語としてマイナス評価にするほどでもないコトだけど。

というわけで、人にお薦めする上で特に躊躇する理由は見つからない。
☆5つ。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 おどろおどろしく、ほんわか。, 2007/7/22
レビュー対象商品: あかんべえ〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
宮部みゆき作品の入口となった思い出の作品です。少女のけなげさに最初はただのお化けだった幽霊たちが感化されていく様子が温かく描かれています。平易でなおかつ深みのある文章表現は素晴らしく、いつまでも本棚に飾っておきたい本です。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 江戸時代のファンタジー, 2007/3/3
レビュー対象商品: あかんべえ〈上〉 (新潮文庫) (文庫)
「ふね屋」という料理屋の開業準備の中、一人娘のおりんがは病気になった。なんとか命を取り留めたおりんには、ふね屋にいる「お化け」たちを見る事ができた。あかんべえする少女、美男の若侍、婀娜っぽい姐さん、按摩のじいさん、宴席で暴れたおどろ髪の男等々。亡者でありながらどこか優しい亡者達と心を通わせていくうちに、おりんは、ふね屋の怪異が三十年前にここで起きた忌わしい事件に関っていることに気づく。

ここに登場するお化け達は、みな自分が何故この世に居残っているのか理由を知らない。また何故おりんを含め一部の人にしか彼らを見ることが出来ないのか。

ホラーとミステリーとファンタジーの融合した小説空間です。
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