内容紹介
――大切な家族だからこそ、打ち明けられないことがある―― 山の上にある大きな湖、その畔をめぐる遊歩道の奥に、食堂と土産物屋を兼ねた「お休み処・風弓亭」がある。麓の温泉街で観光案内所に勤める父に代わり、店を任されているのは三姉妹の長女・灯子(とうこ)。次女・悠(ゆう)は恋人の就職を機に東京へ出て女優を目指し、高校生の三女・花映(はなえ)もまた将来は美容師になりたいと言う。26歳になった灯子だけが「天上の人」とからかわれながら、生まれ育った湖畔でいつまでも変わらぬ暮らしを望んでいた。かつて家を出ていった母親の不在を埋めるように、妹たちに言えない彼女だけの「秘密」を抱えて。ある日、外界から一人の青年・辰生がやってきて街に住み着く。妹二人は彼こそが灯子の「運命を変える」相手になるのではと噂しあうが……?
内容(「BOOK」データベースより)
さびれた温泉街を見下ろす大きな湖のほとり、遊歩道の奥にある「お休み処・風弓亭」の三姉妹。次女・悠は東京へ出て女優を目指し、高校生の三女・花映も外の世界に憧れている。26歳の長女・灯子だけが、生まれ育った場所でいつまでも変わらぬ生活を望んでいた。ある日、一人の青年がやってきて街に住み着く。妹二人は彼こそが灯子の「運命を変える」のではと噂するが…。
出版社からのコメント
いま最も注目される20代の作家がみずみずしい感性でつづる、少女から大人へと成長してゆく三姉妹の物語。老若男女、幅広い読者層から支持を得た読売新聞の好評連載(2010年7月~2011年3月)、待望の書籍化。