河中あいの復帰作といえる前作『Harvest』が大変気に入った私であったが、今度は彼女の新作が、Air Controlから出るという。このレーベルは私にとって、竹之内ゆりあの傑作『脱・清純派』のイメージがあり、期待はいやがうえにも高まったのであった。
さて、その本作であるが、まず『アイランド』というタイトルの駄洒落がかなり微妙である。いやそんなことはともかくとして、少し見ていくと、前作と演出や風景や雰囲気が非常に似ていることに気付く。そう、ロケ地はともに沖縄、スタッフもほぼ同一(エンドロールで確認)。ジャズの世界であれば、同一日・同一メンバーのセッションが複数のアルバムに振り分けられることはままあるが(例えば『ワルツ・フォー・デビー』と『サンデイ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード』)、イメージDVDでこれはちょっとないのではないだろうか。
また今回のウリとしては、初の手ブラ、そして前作同様のTバックにより、「過去最高の露出」とのことらしいが、前者に関してはさほど目玉になりうるかは疑問であり、また後者については、誰もこの子にそんなものを期待していない(よね?)。
勿論、彼女が美人でスタイル抜群なのはいうまでもないところであり、Chapter5,6あたりは下着風水着(?)もなかなか良いのであるが、見せ方には不満が残る(時間も短すぎ)。
そんなわけで、新作らしい新鮮さを期待していた者としては、非常に残念である。いや、似ていたとしても、前作を凌ぐ出来というのならばいいが、そうとも思えない。全体に『Harvest』のアウトテイクといった感じの内容。