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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
いちばん読みやすい,
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レビュー対象商品: あいまいな日本の私 (岩波新書) (新書)
大江健三郎さんの作品のなかでいちばん読みやすい。講演集。 井伏鱒二礼賛の章がよかった
11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文学の果たすべき役割。,
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レビュー対象商品: あいまいな日本の私 (岩波新書) (新書)
この本を読んで強く感じましたのは、大江さんの小説家としての社会的責任と言いますか、文学者の果たすべき役割へのこだわりであり、強い思いです。10編の講演録が掲載されています。どれをとっても周到に練られた言葉が使用され、改めて日本語の表現の美しさを思いました。光さんのこと、広島・長崎のこと、子供の頃に受けた文学への感謝、そういったものが講演の中で繰り返し語られます。作品同様に大江さんの生真面目で奥の深い芸術性が感じられました。この講演録も大江さんの文学作品の一つとして数えられると思います。表題の「あいまいな日本の私」は、ノーベル文学書受賞の際の記念公園のタイトルですが、日本人としてはじめて受賞した川端康成の「美しい日本の私」を引いて、日本語と日本人の役割、文学の意義を語られています。10編の講演はすべて聴衆を考えての内容を備えています。講演を行うような方にはお手本になるかもしれません。
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
「あいまい」って??,
By senninyou (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: あいまいな日本の私 (岩波新書) (新書)
1994年にノーベル文学賞を受賞した小説家:大江健三郎による講演集。国際的な講演が多いせいもあるためか、世界における日本の位置づけについて文学的視点を中心に語られている。日本・日本人の特徴として「あいまいな(ambiguous)」を指摘しているが、残念ながらその真意はよくわからなかった。それよりも、自身が高く評価する小説家を幾人か上げ、その素晴らしさを具体的に語っている箇所は印象的。特に井伏鱒二著「黒い雨」については非常に詳しく述べられており、今まで小説を読む機会はあまりなかった自分にとって、今後は小説もしっかり読んでいこうと思わせる内容だった。
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