茶麻「あいうら」1巻。
所謂「女子高生の日常もの」です。最早食傷気味ともなったこの手のジャンル、キャラも誰もが何かに似ていて
絵柄に関しても特にオリジナリティがある訳でもない、一見どこにでもあるような作品、
そんな印象が読む前にはあって
そして読んだ後もその印象は変わらなかったりする。
けど、それが異様に面白い!(笑)。誰かの作品の真似の様でも純粋にネタが面白く前後の繋ぎも上手いので
小気味良くポンポン読めるし、いつの間にかキャラに対する愛着も生まれてる。ツッコミに関してもコントを踏襲してる感じで
思ったよりも普通に笑えるネタが多い。単なるまったりで終わってないのが尚素晴らしい。
何かに似ている、というのはオリジナリティの面に於いてはマイナスになると思うんですが
その分キャラの特徴が即座に分かって馴染みやすいという利点もあると思う。
それでいてネタの地力が高いのだから正に「良いとこ取り」の作品という印象だ。派生作品ですが、十分に面白さはあると思う。
正にここ数年の日常ものの要素を凝縮して、一つにまとめて放出している質の高いオマージュ作品。
人によって評価も分かれるとは思いますが、取り敢えず私は大好きな漫画ですね。
初コミックスとの事ですが、世代感がよく出ててその意味でも馴染みやすく読める。個人的に注目の作品です。