私も子供の頃にFFをやっていた口ですので、今回の盤は興味ありました。
全体的には良いも悪いも半々の評価のようですが。
FCのピコピコ音から、まるでオーケストラかのようなサウンドに進化したFF4の衝撃が余りに強すぎて、発売当時聴いた衝撃からすれば、今回「思い出重視」で聴くと残念さが出てしまうのは仕方が無いかもしれません。
他のレビュアーの通り、やはりNTT出版時代の盤は、当時の衝撃的ステレオサウンドの印象も有り、SFCのFF4ファンには至高のサントラです。
また2008年の割には、DSのスペックもあるのでしょうが、表現の幅(出力音源の幅)が広がったとはいえ、サウンド的に大幅な進化が見られたとは言えず、これも当時を知る人間からしますと、もう少しひねりがあればというところ(まあ、この辺りは付属DVDで製作者達も、当時を知るファンも大切にした結果であるというような趣旨のコメントもあり、製作者の意図を汲む必要もあるかも)。
皮肉にも既に90年代初頭にあれだけのサウンドを作ることができたSFC、スクウェア(現・スクエニ)サウンドエンジニア達、作者の植松氏の偉大さを浮き彫りにする盤に、なってもいます。
しかしながら、やはりFF4の独特な美麗メロディは今でも現役であることを実感できるし、古き良き時代を掘り起こしている時代背景(音楽に限らずファッション等いろんなジャンルで、リメイクだのなんだのって復刻・オマージュが多い)もあいまって、購入はアリです。
逆に、SFC寄りな感じの音源創作が、良い意味でFF4っぽいとも言えます。
次世代のFFファンには当時から美麗サウンドを創り続けていた植松氏に思いを馳せてみる機会かも知れません。また、DSを持っていない方でも、付属DVDで超美麗CGのFF4が体験でき、フォローもされております。ファンなら買いだとは思います。