>※約3分間の手回しで♪
>LEDライト→約10分
>ラジオ→約20分(音量半分)
と書かれてますが、放電(未充電)状態からだと、ラジオは3分間回して、数分聞こえる程度です。
非常時に電源が取れない場合、手回し充電できるのはいいですが、結構大変です。
ですが、この機種は乾電池でも駆動できますし、加えて「外部電源用入力端子(DC 6V)」があり、パソコンの周辺機器やポータブルCDプレーヤーなどに付属のACアダプタを利用して内蔵電池(ニッケルカドミウム充電池)へ充電できます。(プラグの形状がうまく合う必要はあります)
手持ちの「PLANEX MZK-MF300N」(無線LANコンバータ)付属のACアダプタ(DC5V 1A)を使い、30分充電したところ、ラジオ(下から3段階目の音量)で2時間受信できました。Panasonic CD Player SL-CT520付属ACアダプタ(Output DC4.5V 0.5A)でも充電可能。
ただし、ランタンは消費電力が大きく、手回し充電ではすぐに消えてしまいます。また、ラジオは手回ししながら聞くことができますが、回すのを止めると放電時にはすぐに音量が小さくなります。唯一、LEDランプは暗いながらも1-2分間手回しするだけで、5分以上光ってくれます。充電ができてない状態だとライト以外は手回ししてもすぐに止まるという印象です。
したがって、平常時はACアダプタで1ヶ月に1回ほど30-60分充電し、次に充電する前に一回使い切ってメモリー効果を防ぎつつ、再度充電して非常時に備えるような使い方がいいように思いました。
どれくらいの時間充電すれば満充電になるか取扱説明書には書かれてませんが、一般的なニカド充電池(1.2V 700mAh)に準じるとすれば60分程度かと思います。ただ、ACアダプタの正規規格(電圧・電流)が不明なので、目が届くところで安全に注意しながら使うことになります。本体にはDC 6Vと書かれてますので、それ以下の電圧で、500mA程度を出力するアダプタなら問題ないと思いますが、注意は必要です。
ACアダプタによる充電は非正規な方法なので、不安な場合は乾電池を使うか、手回しにするかの2択になります。
携帯電話のバッテリー充電に関して言えば、乾電池モードであっても、ACアダプタによる充電状態であっても、ケーブルをセットするだけで充電はできません。(電圧不足または回路の問題)これだけは「発電」モードでの「手回し」充電によるしかありません。
取説には「120回転/分」の速度で「3分間」充電した場合、待ち受け=20-30分、連続通話=2-3分と記載してありますが、実感としてはその半分くらいです。つまり、5分から10分手回しして1-2分通話できるかどうかという感じです。(機種はSamsung821SC。これはおよその感覚であり、バッテリー残量によって変わりますが・・)
なので、手回し充電については最後の手段という感じで、携帯電話については予備バッテリーを準備しておく方が緊急時には困らないと思います。PHSには利用できない旨、取説にありましたのでPHSユーザーは要注意。
ライトとラジオに関しては、乾電池モードとAC充電モードともにかなりの時間利用できます。手回し充電を最後の保険と位置づけるのなら、乾電池方式と内蔵充電池方式の2系統が併用できるこの機種は他の安価なものよりは非常時に応用が利いてリーズナブルな値段と言えます。
作り自体は手回しのハンドルはぐらつきなく、安定して回せますし、この値段としてはまずまずです。ただ、非常時にはあちこち擦ったり、たまには落としたりするケースも想定できますので、そうなるとちょっと不安が残ります。
地方在住で車で移動できる人はいいでしょうが、都市部で徒歩移動を前提にして頑強さが必要と考えるなら、ソニーや東芝から数千円で販売されている機種が耐久性の面で優位かと思います。そういう点を除けば、この価格帯では優れたものと思います。
2012/03/25 追記:
上記レビューは「レギュラータイプ」についてのものです。「ハンディタイプ」は所持してないので、当てはまらない場合があります。ご注意ください。