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【通常版】 THE PACIFIC / ザ・パシフィック コンプリート・ボックス [DVD]

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登録情報

  • 出演: ジョー・マゼロ, ジェームズ・バッジ・デール, ジョン・セダ, ラミ・マレック
  • 言語 英語, 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • ディスク枚数: 6
  • 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • DVD発売日: 2011/07/15
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B004HO51SQ
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 4,116位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「Oricon」データベースより)

第二次世界大戦の太平洋戦線を舞台に、実在した3人の海兵隊員の実体験をもとにし、1945年終戦までの激闘と兵士たちの帰還後の苦難をリアルに描いたドラマ。ジェームズ・バッジ・デール、ジョゼフ・マゼロほか出演。全10話を収録。第62回エミー賞で、最多の8部門を受賞した作品。特典ディスクが付いた6枚組。


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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『バンド・オブ・ブラザース』が第二次世界大戦の欧州戦線をアメリカ陸軍空挺師団の一中隊の戦いと人間的絆を中心に描いたのに対して、この作品は、同じプロデューサー達が太平洋戦線をアメリカ海兵隊の三人の兵士の視点から描いています。いずれも最前線を体験したアメリカ兵士の実話をベースにした(全10話程度のミニシリーズ)ドラマですが、『バンド・オブ・ブラザース』が(同名の)一つの原作本をもとにしているのに対して、こちらは二人の海兵隊員による(複数の)原作本と一人の有名な(勲章を授与された)海兵隊員のエピソードをベースにしています。ガダルカナルから始まるアメリカ海兵隊による反攻、オーストラリア(メルボルン)での天国のような休息、グロスター岬で降り続く熱帯雨、戦場での友人との再会と別れ、ペリリュー島・硫黄島・沖縄と続く地獄のような激烈な戦い、終戦・帰国の後も続く悪夢や葛藤、職場への復帰や友人・恋人との再会等、アメリカ海兵隊員が体験した太平洋戦争の現実を、アメリカ側の視点でドラマ化しています。ドラマですから原作にはない脚色もあるようですが、いたずらに戦争を美化することもなく、最前戦の過酷な現実が淡々と描かれています。ドラマの冒頭に、歴史的背景の説明や、実際の登場人物のモデルとなったと思われる人たち(やその家族)が登場して証言する映像があり、あの戦争は何だったのか(どんなものだったか)を伝えようとする製作者の姿勢が伝わってきます。熱帯の過酷な自然環境、ジャングル、炎天下、降り続く雨、(アメリカにとって)異質な敵(ジャップ)との戦い、銃弾や砲弾・手榴弾で倒され手足を吹き飛ばされる敵味方の兵士たち、ウジ虫と悪臭、飲料水不足による渇き、敵兵に対する怒りと憎悪、味方を失うことの悲しみと失望、肉体だけでない精神的な破壊、敵の死体への損壊行為、戦利品漁りなどなど。このドラマを見た後で、主要な登場人物の一人であるユージン・B・スレッジ氏の『ペリリュー・沖縄戦記』(原作本のうち、唯一翻訳されている)を読みましたが、戦争の最前線を経験した者だけが書ける第一級の回想録だと思いました。ペリリュー島の戦いという、日本人の間でもこれまであまり有名でなかった南太平洋での激戦に新たにアメリカ側の視点でスポットを当てたこのドラマは、日本人にとっても太平洋戦争とは何だったか(どんなものだったか)を思い起こす(忘れない)ための、興味深い視点を提供していると思います。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By タヌキさん VINE™ メンバー
今回は太平洋戦争を舞台にした作りになっています。

前のバンドオブブラザーズも観ましたがどちらもドラマの枠を超えた素晴らしいものに仕上がっていました。

敵が全て日本人だったので観たくないようなシーンが幾度となくありましたが、戦争というものをを客観的冷静的に見る事が出来るいい機会でした。

物事は良いや悪いかなど一方的な考え方だけではなく、多面的に捉える必要があると改めて思いました。そう思わせたのはやはりこのドラマが素晴らしかったからです。

ただ、前のバンドオブブラザーズは敵に敬意があったように感じましたが(ドイツ将校の口からバンドオブブラザーズ発言など)今回は一切なかったです。それが少し残念です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ラヴァ VINE™ メンバー
全話を1日で一気に観てみた(実は字幕ナシでざっと観てはいた)。多くの方は『バンドオブブラザース』の太平洋/海兵隊版かと思うだろうし、私もそうだった。が、観終わると主題が全く違う事に気づく。BoBはタイトル通り、E-Com/506Regの「バンド=絆」であったのに対し、本作は「生(性)と死」なのだと感じた。男女の絡みシーンを私は生命の誕生=生のメタファーと受け取った。生命の危機を感じた雄は子種を残す行動に出るという意味でも納得。苛烈な戦場での死と、執拗とまで感じるような(複数の)性愛シーンとの対比で主題を表しているように思う。
メイキングのスタッフインタビューで複数触れられている通り、戦場で兵士がどのような精神的影響を受けたのか、が一番クローズアップされている。マニアには「いらねぇ」と不評だった(笑)銃後の恋愛模様は、この精神的影響を際立たせる為に入れられたのだと思う。終戦後のそれぞれを描いた最終話が一番良かった。アンビバレンツな地獄との対比がここでも描かれ、静かに終わる。そして、これは「お話(作り話)」などではなく、実話を基にしたものだと受け手が感ぜざるを得ないエンドロールの肖像。基になった本人達のかつての姿に唸ってしまった。俳優と本人の雰囲気が似ている事にも驚いた。これ以上の説得力はあるまい。「太平洋戦線とはこういう戦だった」という事で、原題が単に"THE PACIFIC"なのだと判る。(皮肉も込め)米国は「歴史を作る」のが上手いと言わざるを得ない。

マニアックな視点では、やはりペリュリュー戦の映像は白眉となろう。戦闘シーンに期待する人は、ここだけ見れば良いと思う(笑)。海兵隊は専門外だが、カービンの大戦型リアサイトに代表される細かな兵器、軍装の変遷まで入念に再現されているのに好感が持てる。また、メインが小銃兵(ライフルマン)ではなく火器小隊(MG分隊と迫分隊)で描かれるのも初なのではないだろうか(海兵隊のモットーは「全員が小銃兵」とは言え)。この点はBoBを上回るマニアックポイントと思う。
日本兵の描写に不満はあるが、ここ20年程の内外の作品で完璧に納得出来る作品が殆どない事を勘案すれば、登場シーンも最小限で「まだ良かった」ようにも思う。自爆兵になった沖縄女性のシーンは正直いらないと思ったが、サイパン戦では女性も武器を取り総攻撃に参加したと言われている事を思えば、まだましな部類なのかも知れない。少なくとも『オーストラリア』のように、100%あり得ないシーンがある映画よりマシだと思う。
尚、日本人として、米兵の所行に対して生理的な反感を持つのは当然。それだけ当時の米兵を正直に描いていると言える。これは海兵隊員の見た太平洋の戦なのだから。米国人が反感を持つような、正直に描いた日本映画が今後作られる事に期待したい。無理だと思うが。
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