このコードを利用して、WM-PORTを備えた、ソニーの携帯プレーヤーからボリューム固定のライン出力を取ることができます。私は、ウォークマン(NW-S746,32GBなど)を自宅のステレオ(LX38&SX-211など)で聞くために購入しました(私は前記の目的から1m版を購入)。
ステレオミニ-ピン変換ケーブル(ソニー製)をつないで聞いていますが、ヘッドフォン端子から出して聞くより明らかに音質が良い感じ、こもりのない、一枚ベールを剥がしたような印象です。ただ、普段、私はホームーサーバーに溜めたロスレス圧縮のデータを無線LAN接続のノートPCのUSB端子からローランドのUA-1A経由でライン出力して聞いていますが、全く同じデータであっても、それよりは一段落ちる印象。なので、音質面だけを考えれば、最高の形とは思いませんが、いちいちパソコンを立ち上げなくて済むのは、とても便利、音質向上の度合いと便利さのバランスで、個人的には、かなり満足度が高いです。
気になった点は2点。まず、取り出せる音量が小さいこと。正確にはチェックしていませんが、大雑把にヘッドフォン出力の最大音量の6〜7割程度、普通のCDデッキなどのライン出力をイメージしていると少々がっかりするかもしれません。(取り出せるレベルが低いこともパソコンのUSB出力より音質が落ちる原因になっているかもしれません)
もう一点は、当然のことながら、WM-PORTを塞いでしまうので、再生中に電源供給することが出来ないこと。音量(それ程大きくない)なりの消耗のようなので、それ程早く減りませんが、電池がなくなったら終わりにするしかなく、私には、これが案外不便に感じます(電池の消耗を気にしながら聞かなければならないので…)。
あと音量調節は全く出来ませんが、それ以外のイコライザー類は、一応使えて効果も出ているようです。(私はヘッドフォン利用時も含め、全く使わないので、具体的な効果の程度は不明)
ヘッドフォン出力は、ヘッドフォン使用を前提に最適化されていると思うので、ライン出力が使えることのメリット(音質)は私にとっては大きく、個人的には購入してよかったと思いますが、やはり音質は、パソコンのUSB出力の方が一段上だと思うので、私は、場面によって、併用していくつもりです。
ソニーのクレードルや映像ケーブルでも、この商品と同じことが出来そうですが、音声に特化したものは、ほとんど発売されていないので(2010年12月現在)、貴重な存在、購入検討の方の参考になれば幸いです。