ソフトウェアピアノ音源の中ではかなりよい音を出すと思う。
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハのそれぞれ最上級モデルの音が収録されている。実際のピアノでもそうなのかは不明だが、スタインウェイは少しくすんで落ち着いた音、ベーゼンドルファーは明るく華やかな音、ヤマハはその中間のように聞こえる。個人的にはスタインウェイを好んで使っている。
同自発音数は最大160音。色々と小難しい機能が付いているみたいだけど、よく分からないのでデフォルトの設定で使っている。ただし、音が結構硬い感じがしたのでヴェロシティーカーブを少し弄って僅かに下に凸にした。
今回、購入に至った最大の契機はハーフペダルに対応しているということ。殆どの電子ピアノがハーフペダルに対応しているのに、何故かソフト音源だとハーフペダル対応のものは極端に少ないので貴重だ。ハーフペダルの効く領域はCC64=97〜52くらいの範囲。かなり連続的な変化が見られる。
Offline Rendererで録音すると、時々全く入力のない音が鳴っていることがある。意味が分からない。
本商品にはスタンドアロン対応と書いてあるが、Cantabile2.0というVSTを鳴らすソフトが付いてくるというだけ。Cantabile2.0には"Lite", "Solo", "Performer"の3種類のグレードが準備されている。"Lite"は音を鳴らすという以外の機能を削ったもの、"Performer"は全ての機能が揃っている、"Solo"はその中間で機能があったりなかったりする。ここで付属するソフトはIvoryII専用となっており、どのグレードかはどこにも書いていない。機能を見る限りでは"Lite"と相違ない。PDFで取説が付いているのだが、"Performer"の取説となっている。
各グレードはCantabileの公式サイトからダウンロード、購入できる。"Lite"は無料、他の2つは時価となる。僕が買ったときは"Solo"$49、"Performer"$139だった(2011年2月)。1ヵ月の試用期間があるのでどのグレードが適しているかは、ダウンロードして試してみるとよい。スタンドアロンを目論んでいる方は結局どちらかを買うことになると思う。
また、このソフトを使うには別途iLokを準備する必要がある。
そんなわけで、本体以外にもいくらか出費を要する。