2003年に発行された、画期的なねこと人とのマッサージ入門書『
猫とわたし いっしょに幸せマッサージ』の新装版で、内容的には、表紙と部分的な修正を除いてほぼそのままです。
『猫とわたし…』のレビューをオレが書いてから、なんともう7年以上の歳月が流れましたが、その間には家族を亡くし、たったひとりで必死に暮らしていた日々があり、そしてまた東日本大震災も発生し、そんな中でもうちの“はな”はオレの心の支えとなり、また奇跡的に助かってくれていて、もはや「ただのねこ」とは呼べない、そんな大きな存在となって、でも「え、私? 別に何もしてないよ」とでもいうような顔をして、今日もカリカリを食べたり、まんまるになってねんねしたりしています。
そんな“彼女”も、本書巻末の年齢換算表によれば、そろそろ“熟女”の域ということで、さすがにそれなりに健康のことを気遣ってあげたい時期にさしかかり、この本の持つ意味はこれまで以上に大きくなって行くものと考えます。
「むずかしいツボの名前や専門用語、マッサージの複雑な方法や理屈は、すべて排除して」―「はじめに」より―書かれたこの本は、その分、気楽に直感的にダイレクトに試してみることが可能で、もちろん個体差はあると思いますが、効いているかどうかが比較的わかりやすいところが魅力です。もちろん、自分自身の同じ症状に対するマッサージが同じページに載っているので、こちらも気楽に試してみて、ねこといっしょにほぐして行っていただければ……と思います。
なお、もうちょっと本格的なねこへのマッサージの本をお求めの方には『
ネコとしあわせに暮らすための魔法のなで方』あたりをおすすめします。