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そもそも日本語で実践的な管理会計の良著が出ていないだけに、かなり期待して本書を買ったのだが・・・
内容を見てみよう。ABC(活動基準原価計算)にはじまり管理会計上必要なコンセプトの解説が浅いのみならず、異なるコンセプト間の関係・統合にいたってはまったくといっていいほど説明がない。
また、例えば製品の価格設定における管理会計の役割と使い方、についてはどうか。「戦略管理会計」というからには、どの企業にも共通の重要な課題であるにもかかわらず、マーケティングの教科書には必ず載っている「市場浸透価格」といったことに若干言及するのみで、それと間接費配賦との関係については一切触れていないといった具合である。
むしろ出版の企画からして無理があったといわざるを得ない。もし代替案を挙げるとすれば、「管理会計関連用語集」程度にしておくべきだっただろう。
タイトルが「戦略管理会計」であれば、企業内部で実務に携っている人の方がより高度かつ実践的なもの(この程度の浅薄さではなく)を書ける筈である。
トピックもグローバルに拡大せねば大企業のみならず中小企業の経営実務に携る人の参考にはなるまい。
全社戦略や事業戦略を決める所には、その評価指標や
その戦略が企業価値を高めているかどうか確かめるための
企業価値算定の指標などが書かれており
その全体戦略をバリューチェーンに落とし込んで
製品戦略にはABC、生産戦略には損益分岐点分析
ソフトビジネス戦略にはプロジェクトリターンマップ
というように、その全体戦略を個々の戦略に分解した時の
個々の戦略を策定させるためのツールを
教えてくれているような書き方をしています
記述が甘い、説明が不足している部分もありますが
管理会計の本で戦略を結び付けている本は
あまり無いので持っていても良い本かと
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