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『Shall we ダンス?』アメリカを行く (文春文庫)
 
 

『Shall we ダンス?』アメリカを行く (文春文庫) [文庫]

周防 正行
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

『Shall we ダンス?』公開のため勇躍渡来した監督を待っていたのは、不可解なハリウッド流儀と契約至上主義ビジネスの罠だった!

内容(「BOOK」データベースより)

日本映画史上空前の人気を博した『Shall we ダンス?』を携えアメリカに乗り込んだ監督を待っていたのは、契約ビジネスの罠とハリウッド流フィルムカット、そして5週間にわたる苛酷な北米18都市キャンペーンだった。満身創痍の果て、「中年の危機」に悩むアメリカ人の大喝采を勝ち取るまでの抱腹絶倒旅日記。

登録情報

  • 文庫: 482ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2001/09)
  • ISBN-10: 416765606X
  • ISBN-13: 978-4167656065
  • 発売日: 2001/09
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
映画『Shall we ダンス?』をアメリカで公開するにあたって、彼の地でプロモーションを行った、その顛末記。紀行とも、比較文化論とも、日本映画界への叱咤激励ともとれる内容です。分厚いですが、長さはそんなに気になりませんでした。

アメリカ人は「監督としての成功=ハリウッド進出」と信じ込んでおり、ハリウッドには興味がないそぶりをすると、それは負け犬の遠吠えとしか受け取られない。上映先では何度もアカデミー賞最優秀外国語映画賞の太鼓判を押されるも、日本での配給会社の力関係ゆえか、『Shall we ダンス?』にはノミネート資格がなかった。日系人に、日本語がたどたどしいとか、本当の日本はこうじゃないと言われた……等々、愚痴や恨み節などがあけすけに、かつしつこく書かれており、このしつこさこそ、良質のコメディをつくる原動力なのだと感心しました。三谷さんもしつこいですもんね。大上段に構えず、ひたすら愚痴るところに好感が持てます。

私の場合、図らずも映画『Shall we ダンス?』を見る前に読んでしまい、映画を見る時には既にあらすじを知っていたのですが、そのことで面白さが半減するどころか、逆に監督のこだわった細かいディテールまで十分に楽しんで観ることができました。既に映画をご覧になっている方も、読後に映画を再見すると、新たな面白さが発見できるのではないでしょうか。

ところで、大味の料理が多いアメリカですが、ヒューストンの「パパスブロス」のステーキと、カンザスシティの「アメリカン・レストラン」のアスパラガス・ナポレオン、ヒューストンの「リッツ・カールトン・ホテル」のトルティーヤスープはいけるそうです。周防監督は愛すべき食いしん坊のようです。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
表題作品の全米公開にむけたキャンペーンのため、アメリカ中を分刻みのスケジュールで移動する著者。それぞれの場所には、それぞれの見方と思惑をもった記者たちが、様々な手法で「Shall we ダンス?」と、その監督である著者に迫る・・・。

非常に楽しいインタビューだったと振り返られる記者もいれば、あからさまに著者から嫌われてしまう記者もいる。一見議論が進んだようで、ただ疲れただけと評価される記者もいる。

作者であり演出者である人物に向かって、どのような質問を用意すれば核心に迫れるのか。いや、それ以前に、心を開いてもらえるのか。この作中に登場するだけでも数十人の記者たちの、1人1人が実践例となっている。

もし、あなたが記者やライターを志しているのなら「どのような取材姿勢を取ればよいのか」「どのようなインタビューの進め方が、よりよい答えを引き出せるか」を知るための格好のテキストとしてお勧めできる。

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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By くま
形式:文庫
96年1月『Shallweダンス?』を初日に見た。喜劇の体裁は持っているが、内容はしっかり人生の応援歌になっていて、私は密かにこの作品にその年50作ほど見た映画の中で名誉ある監督賞を進呈したものだ。ところが、翌年この作品は日本アカデミー賞のほとんどを独占してしまう。それは無いだろうというのが私のいつわざる感情で、やがてこの作品がアメリカでも評判をとっているらしいという噂は聞いていたが無視していた。本も出ていたが、また儲けやがって、などと思っていた。ところがである。文庫版が出たということで読み始めるとこれが単なるアメリカ旅行記ではなかった。ミラ・マックスの短縮バージョンとの激しいやり取りはそのままこの作品の詳しい解説になっていて私の作品鑑賞がいかに底の浅いものであったかということを思い知らされたし、アメリカの配給会社の仕組みを知る上でおそらく日本で初めての紹介文章になっている。カメラとビデオを持ち歩きながらアメリカ中を監督はキャンペーンして回るのだが、そこで明らかにされるアメリカ人の日本の理解の仕方、生の生活の匂い、これは優れて詳しい文字で書かれたアメリカ地方都市のドキュメンタリーになっている。私は知らなかったが、この作品がいくつ賞をとろうと、儲けようと周防監督の元には一円も入らない仕組みになっていたらしい。長い間誤解をしていた恋人のように今はまた彼のファンになっている。この本が沢山売れて彼の元に沢山印税が入り、次の作品が出来るだけ早くできることを祈ろう!!
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周防正行監督作品『Shall we... 続きを読む
投稿日: 2007/9/6 投稿者: lorr
太平洋は全てを隔てる
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異文化衝突論エッセー
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投稿日: 2003/2/11 投稿者: yukkiebeer
事細かに書かれた紀行文
シナリオに似た紀行文である。
ディテールなど事細かに書いているのだが、映画のようにそれらを一度に示す文章があれば、読みやすかった。... 続きを読む
投稿日: 2002/9/25 投稿者: 街道を行く
次回作に期待(映画&本)
「この監督、映画最近作っていませんが、残念です」... 続きを読む
投稿日: 2002/5/4 投稿者: yshirts
外国への憧れと反発、あわせ持った方にぜひ
 映画が全米公開されることになり、配給会社の要請で監督がキャンペーンに飛んでまわる様子を書いた日記風ドキュメンタリー。... 続きを読む
投稿日: 2000/12/1
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