「なんか旬の俳優らしい佐藤健とAKB48の前田敦子が主演の学園ドラマでどうやら前田敦子はロボット役だそうだ。良く分からないけど、こりゃあまず見ないな。」
それが第一印象でした。
最近のドラマは何やっているかよく分からないし、青春モノなんてサラリーマンの自分にとって今更って感じだし、そもそもテレビなんてもうほとんど見ることないし、こんなもの見ている暇があれば、仕事に勉強でしょ、なんて思いながらもひょんなきっかけで1話目を見ました、、、
甘かった。。。本当に甘かった。。。
胸を打つ言葉でいっぱいで、なんと心に染みる、感慨深いストーリーでしょうか。設定からはおおよそ連想出来ない展開です。
大人になるにつれ度がきつくなる自分の色メガネにハッと気づかされ、いつのまにやら忘れている純粋な感情を思いだし、人生で大切な事とは何なのかを考えさせられました。
物語は「例えば、この地球上に、自分より大切に思える人なんて、本当にいるんだろうか?」と深井平太(佐藤健)の心情の語りから始まり、この語りがまた感情移入させられ物語にのめり込んでゆきます。
主演の良さは言うまでもなく、各俳優からにじみ出る魅力が最高でした。
校長役の小野武彦や爆笑問題の田中からにじみ出る大人の包容力・優しさ。
池松壮亮、賀来賢人、細田よしひこ、柄本時生などの次代を担う若手俳優の演技力や個性が物語に最高に良いアクセントを加えます。
こんな魅力が滲み出る人になれているのだろうか、と自分に問いかける。
脚本・俳優・監督が一つになって、人を感動させられる作品として作り上っていくのは純粋にすごいなと思い、自分も頑張らないと、と明日への希望や活力が湧く素敵な作品でした。
何か世の中モノトーン色で自分の感情の一部が欠落しちゃっているんじゃないか、って思っているアラサー・アラフォーの人に大事な気持ちを思い出させてくれる作品だと思います。