シーズン1からシーズン2の内容を別の視点から回想していく、3時間くらいの番外編。
いわゆる“総集編“といった雰囲気もありますが、使いまわしの映像はわずかですのでご安心を。
かつてギャラクティカとコロニアル船団が乗り切ってきた様々なエピソードを、サイロン側の視点で見ていき、背後の因果関係や裏話、語られなかった人物の想いなどを丁寧に描き出していきます。
矛盾しているように思えていた話のつじつまをあわせ、バラバラのように見えていた個別の出来事を関連付け、はっきりとしなかった人物の動機や意図を明らかにする……という、本編シリーズのストーリーを熱心に追っていた(そして設定やら整合性が好きな)ファンにはたまらないに違いない、完成度の高い佳作と言い切れます。
そのため、本編シリーズを未見の方には、ハナシがさっぱり理解できないでしょう。初心者無用です。
また、本編では予算や規制(テレビ放映でしたからね)の都合でできなかった、派手で過激なシーンも盛り込まれています。12惑星への核攻撃や生き残り人類の虐殺、宇宙での大規模戦闘、それから裸!! おっぱいが“意味なく”多めです。
残念な(そして不思議な)点は、ロズリン大統領が一切!画面に登場しないこと。撮りおろしのシーンはもちろん、使いまわし映像ですら。他のメインキャラは皆顔見せしています。アポロはチラとしか出てきませんが。