1992年の初版が絶版となり、ファンのリクエストが多くいずれ復刊されるのではと期待していた人も多いのではないだろうか。
レシピそのものは、全く同じで、中の文章(復刊ということで)も多少の違いがあるが、ほぼまるごと同じ内容である。
初版のものは、最初のコース料理については、後半の白黒ページに作り方が続くようになっているが、今回はすべてカラーで、作り方もすべてそのページに収めてあるので見やすい仕上がり。所々、写真が差し替えされており比べてみるのも面白いかもしれない。
原作に出てくる料理が揃っているので、見るだけでも楽しい。他の料理本によく見られる「アンをイメージして作ったもの」ではなく、アンの時代の料理・お菓子をできるところまで現代の材料で再現してあるので、まるでマリラやアンが作ったような錯覚にも陥る。
アンを研究している神川氏の本だけあって、見ごたえがある。