皆さんも、二宮金次郎像をご存知だと思います。
あの背中に薪を担ぎ、本を読みながら歩いている姿を寓言化した銅像で有名ですね。
その金次郎が読んでいるのが、この『大学』なんです!
『大学』は、四書(五経)のひとつ。
四書の中でも、はじめに読む本と言われています。
さて、四書は昔から寺子屋などで“素読”という方法で教えられておりました。
素読とは、(単純に言えば)漢文訓読文を只管音読すると言う方法です。
しかし、素読にも独特の節のようなものがあるように思います。
よく時代劇や時代映画で、子供たちが『し のたまわく・・』とやっているところを観かけ
ましたが、やはり、節というか、間というか、抑揚のようなものが少しだけあるように感じ
るのです。
そこで、この本です。
この本では、筆者による『大学』素読CDが付属されています。
また、本文も筆者の手による書によっています。
著者の朗読を真似びて、学び。著者の書字を真似びて、学ぶ。
まさに現代の“寺子屋”です。(“通う”という労が抜き取られてはおりますが・・。)
そして、『大学』の精神を、読書百遍し、自らの風韻とすることができると念じしています。
お読みいただき、ありがとう御座いました。