本の大部分は写真集であり、1号からオーズまで、主役ライダー全員の写真が載っています。
一部の例外を除いて、ライダー一人につき見開きの大きな写真一枚のみです。
しかし! その一枚の写真へのこだわり、愛が並ではないのです。
アマゾンは大都会を遠景に、木の葉のあいだから。ストロンガーは稲光の空をバックに。スカイライダーは東京上空を舞う雄姿。ZOは霧がかった樹海のなか。Jは巨大化して。
クウガは背中ごしのサムズアップ。ファイズの伸びた影にはオルフェノクの姿が。キバは月光を浴びて。
……というように、各ライダーの個性、背負っているものにこだわって作られています。「ただライダーを撮って、載せました。おわり」というものではありません。
ほか読み物として、それぞれ一号、二号、V3を演じた藤岡弘、さん、佐々木剛さん、宮内洋さんをはじめとした方々が語るライダー秘話、映画「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」の紹介記事、映画で主役・準主役を演じた渡辺秀さん、桜田通さん、三浦涼介さんへのインタビュー。
付録に、巻頭にはポスターと、歴代変身ベルトのステッカー、巻末にはガンバライドカード2枚(オーズと新一号、2枚の背景に「40」の数字が描かれた特別製)がついてます。
1000円でこれだけあるなら、と自分は満足しました。
なにより、ライダー40周年に便乗した手抜き本でなく、労を惜しまずライダーへの愛を詰め込んだ本を作ってくれたことを評価したい。
買ってよかったです。