前作のラストエグザイルがとても好きだったので続編のファムも心待ちにしてました。
現在10話まで見て思ったことを悪い点、良い点に分けて書かせていただきます。
(長くなってしまったので前作のラストエグザイルをまだ見てない方は最後の追記の部分だけ読んでもらえればと思います)
悪い点
・とにかく女の子が多い。主人公も主要キャラもほぼ皆女の子。オープニングの出だしから全裸の女の子達が出てくるなど…男性向け。
・女の子だらけでせっかくの戦闘シーンで迫力を感じられない。惹きつけられない。
・前作のラストエグザイルからとってつけたような設定がいくつかある。
・意味の分からない用語ばかり出てくる上に本編では説明もないのでいちいち公式サイトで調べないといけない。
・主人公の鯨捕りや船をとってきてプレゼントするなど、理解出来ない部分や幼稚に見えてしまう言動が多々ある。
良い点
・前作のキャラが主人公達と共に行動し、良い味を出してくれている。
・映像や音楽が綺麗(たまに作画が崩れてますが)。
・設定が細かく作られている。
前作はエグザイルを中心に物語がまわっていましたが、ファムのこのストーリーならわざわざタイトルをラストエグザイルにしなくても良かったんでは…と思ってしまいました。
アルヴィス以外にトゥラン家の者も力が使えるなど、後からとってつけたような設定がいたるところにあって
前作のラストエグザイルが素晴らしかっただけに、ファムでラストエグザイルの良さがすり減らされてしまったようで残念です。
主人公が男ならまた印象が違ってたかもしれませんが、主人公も女の子、パートナーも女の子、オープニングの出だしも女の子の全裸から始まったり
今時のいわゆる萌えアニメと錯覚してしまうような女の子の多さ、展開、設定で、どうしても前作のアニメっけのないラストエグザイルが恋しくなってしまいます。
時代の流れでしょうがラストエグザイルは男性も女性も惹きつけられる、そんな魅力の溢れる作品であってほしかったです。
前作は主人公を取り巻く人物にも一人一人スポットライトを当てていて登場人物の全員が輝いてましたが
銀翼のファムでは限られた人物だけにスポットライトが当たっており、とても視野が狭く感じました。
普段エキストラ扱いの船員達が、喜びを分かち合う時いきなり出てきて一緒に喜び合ったりと何だか味気なく感じてしまうことが多いです。
前作を見る前に(または見ないで)ファムを見たほうがいいとおっしゃる方もいますが、ファムでは前作の登場人物が多く出てきます。
あの壮大な物語を終えた前作のキャラクターが、二期であるファムでどのようにしているのか、そうゆう楽しみを持つ為にも前作を先に見る事をオススメします。
特にファムでも重要な位置にいるディーオ。前作なしに彼を語れないほど彼には多くの喜び、悲しみ、苦悩がありました。
前作を見てからファムを見て、彼の成長っぷりを見てあげて欲しいです。泣く所じゃないのにホロリときます。
※追記
17話まで見ましたが後半から続きが見たいと思えなくなる内容ばかりでした。
ここまで長引かせといて敵国側があっさり手のひら返してしまったのにはびっくりしました。
アニメなのだからもう少しひねりを加えて欲しかったです。あまりにもあっさりしすぎです。
あと後半の総集編は一期総集編になってましたが、二期しか見てない人には何がなんだか分からなかったと思います。
一期を見てない人でも楽しめるように作っているのかな、と思っていましたがそうじゃないみたいですね。
少し言い方きついかもしれませんが、一期の設定や世界観など良い部分をそのまんまファムで使ってるのでその部分だけは良くみえても
それを抜くとただ可愛い女の子達が戦場にしゃしゃり出て飛び回ってるだけの作品です。
仲間達が戦ってる中、戦いで人を傷つけたくないから武器を持ちたくない、でも皆を守りたいなどと甘い事を言ってる主人公もどうでしょう。
そして何かあればグランレースグランレース…主人公の無垢な性格はいいと思いますが、それは戦争を繰り広げてるラストエグザイルの世界ではあまりにも幼稚な思考。
武器を持たず、人を傷つけず、守りたい人を守れるんでしょうか?無理です。主人公達は大人に”守られている側”で本来立つべき”守る側”に立てていません。
普通主人公は物語が進むにつれ成長していきますが、この主人公は戦争に関わる前と今で全く成長していない事が一つの原因なのかもしれませんね。
面白いと感じるのはこの1巻に収録されてる話数のみなので(その後は話の内容が薄っぺらくて唖然としてしまいます)
気になってる方はすぐ買わずに一度レンタル屋さんなどで借りてみてはいかがでしょう。