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『パンチ』素描集―19世紀のロンドン (岩波文庫)
 
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『パンチ』素描集―19世紀のロンドン (岩波文庫) [文庫]

松村 昌家
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 693 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

一八四一年に創刊され,一九九二年まで刊行をつづけた諷刺週刊誌『パンチ』は,イギリスの政治・社会の諸現象を鋭く描きだし,イギリスのユーモアの典型として広く愛読されてきた.本書には,創刊から三○年間の『パンチ』から,ロンドン万博,女性のファッション,テムズ川の汚染等に関する諷刺画を収録,激動の時代相をつたえる.

内容(「BOOK」データベースより)

1841年に創刊、1992年まで刊行をつづけた諷刺週刊誌『パンチ』は、イギリスのユーモアの典型として広く愛読されてきた。本書には創刊から30年間の『パンチ』から、ロンドン万博、テムズ川の汚染等に関する諷刺画を収録、激動の時代相をつたえる。図版104枚。

登録情報

  • 文庫: 262ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1994/1/17)
  • ISBN-10: 4003356314
  • ISBN-13: 978-4003356319
  • 発売日: 1994/1/17
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ヒデボン VINE™ メンバー
形式:文庫
 英国の風刺週刊誌"Punch"については、その存在自体はそこそこ知っていた積りであったが、1841年創刊のこの雑誌が1992年に廃刊に追い込まれていたという事実は知らなかった。じつに、150年以上の長きにわたって,読まれていたのだ。

 本書は、この雑誌の創刊から30年間の歴史的事実と背景をもとにした肝心の風刺漫画そのもの、さらに編集人脈の個性等々を選りすぐって掲載してある岩波文庫のお待ちかね重版の一冊である。
 本文庫の冒頭辺りに初代編集長マーク・レモンの肖像写真が載っているが、マルクスそっくりである。マルクスといっても兄弟のほうではなく、あのいわゆるエンゲルスと仲良しのカール君のほう、一度ごらんあれ。
 この30年間というのは、雑誌にとっても題材となっている19世紀半ばのロンドンにとってもなかなかに大変な時期であった。この文庫を読んでいてもよくわかる。途方もない貧富の差、汚染のテムズ川、鉄道ブーム、ブルーマー旋風、アメリカ流の女性解放の風、クリノリン・スタイル等々、これらが特徴ある漫画でカリカチュアライズされている。

 本書では漫画のみならず、キャプションに使われている古臭い英語表現を眺めるのも面白いが、創刊後、30年くらいのものしか掲載されていない。21世紀の"Punch"はちゃんとホーム・ページに残っているので、こちらと見比べるのもなかなかに面白い。いい時代になったもんだ。 
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 19世紀イギリスの諷刺雑誌として有名な『パンチ』から、いくつかのテーマのもとに漫画を集めてきて、簡単な解説を加えたもの。
 著者は英文学者で、日本での復刻版パンチの編集にも関わった人物。
テーマとして取り上げられているのは、飢餓の1840年代、ロンドン万博、鉄道バブル、テムズ川汚染、女性解放のへの道など。どの漫画も皮肉たっぷりで面白い。見ているだけで楽しくなってくる。
 解説も的確にまとめられている。どこに注目すればいいのか、歴史的な意味はどこにあるのか、といったことを分かりやすく教えてくれる。
 できれば、もう少し大きな版で読みたかったものだ。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
1841年に創刊された風刺週刊誌「パンチ」から、1840年代~1860年代の風刺画104枚を八つのテーマに分けて収録している。貧しい下層民の様子や、ロンドン万博の賑わい等、19世紀のロンドンの繁栄とその裏の部分をシニカルな視点で眺める事ができる。
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