「もしドラ」はピーター・F・ドラッカー氏の教えの一端に触れるのにもってこいだが、いかんせん小説として書かれているため、作者の岩崎氏の独自解釈が含まれている。
なので、「もしドラ」だけ読んで「マネジメント」を読んだ気になってはいけない。
「マネジメント」を読んだ後、もういちどもしドラを読んでみよう。新たな発見があるはずだ。
時間があれば、この2冊を代わる代わる何度も繰り返し読むことをお勧めする。
ドラッカー氏の深い思考を理解するには表面だけさらえても全く無理だし、「マネジメント」の内容を理解するにつれて「もしドラ」への印象も変わってくる。
ただし、「マネジメント」の内容をそのまま勤務先に適用出来ると思わないことだ。
「マネジメント」の内容は主に米国企業を分析し、その結果を最大公約数的にまとめたものだ。
日本企業に適用するためには各企業に応じた拡大解釈や工夫が必要となる。
その参考例として「もしドラ」はぴったりだろう。