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「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫) 文庫 – 2002/1


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商品の説明

出版社からのコメント

僕らはあの事件からまだ何も学べていない。
――オウム真理教の中から見たとき、外の世界はどう見えるのだろう? 一九九六年。熱狂的なオウム(現アーレフ)報道に感じる欠落感の由来を求めて、森達也はオウム真理教のドキュメンタリーを撮り始める。

オウムと世間という二つの乖離した社会の狭間であがく広報担当の荒木浩。彼をピンホールとして照射した世界は、かつて見たことのない、生々しい敵意と偏見を剥き出しにしていた――!

メディアが流す現実感のない二次情報、正義感の麻痺、蔓延するルサンチマン世論を鋭く批判した問題作!

ベルリン映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめ、釜山、香港、バンクーバーと各国映画祭で絶賛された「A」のすべてを描く。

内容(「BOOK」データベースより)

―オウムの中から見ると、外の世界はどう映るのだろう?一九九五年。熱狂的なオウム報道に感じる欠落感の由来を求めて、森達也はオウム真理教のドキュメンタリーを撮り始める。オウムと世間という二つの乖離した社会の狭間であがく広報担当の荒木浩。彼をピンホールとして照射した世界は、かつて見たことのない、生々しい敵意と偏見を剥き出しにしていた―!メディアが流す現実感のない二次情報、正義感の麻痺、蔓延する世論を鋭く批判した問題作!ベルリン映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめ、香港、カナダと各国映画祭で絶賛された「A」のすべてを描く。

登録情報

  • 文庫: 266ページ
  • 出版社: 角川書店 (2002/01)
  • ISBN-10: 4043625014
  • ISBN-13: 978-4043625017
  • 発売日: 2002/01
  • 商品パッケージの寸法: 15.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー

81 人中、74人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 私撰 綜(しせんそう) VINE メンバー 投稿日 2008/1/20
形式: 文庫 Amazonで購入
題名から、オウム真理教の非合法活動や非合理・反社会的な日常活動を抉り出しているのだろうか?と思い、興味本位でこの本を手に取った。しかし、この本を読んだ後は、如何に、自分がマスコミの報道に染まり思考停止していたのか、ということを強烈に思い知らされた。

この本は、オウム真理教を擁護する本でもなんでもない。極論を言うと、日本人が如何に自分の頭で考えない国民であるか、日本のマスコミが世間体のみ気にする主体性の無い自立していないメディアであるか、言い換えると公共性・客観性を標榜しつつ現実には世論(例えば、放送直後の抗議電話)や権力に追従しているだけ(事なかれ主義)の存在であるかを、ドキュメンタリーという手法を用いて抉り出すために、誰でも知っているオウム真理教の事件を題材に選んだだけである。

著者がベルリンの映画祭で、この本のドキュメンタリー「A」を上映した後の質疑応答で答えたフレーズが印象的であった。「オウムにも警察にもマスメディアにも、とにかくほとんどの日本人に共通するメンタリティーかあります。共同体に帰属することで、思考や他社に対しての想像力を停止してしまうことです。その危険さを僕は描いたつもりです。」

この日本人共通のメンタリティーは、太平洋戦争という昭和の一時期に起きた不幸な出来事においても重要な部分を占めている。最近
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25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 新世界批評研究会 投稿日 2010/6/23
形式: 文庫 Amazonで購入
「A」というタイトル。
本書の終わりで著者が告白するように、ドキュメンタリーの客観性に対するある種の諦めが
このタイトルには表わされている。
ドキュメンタリー映画「A」では、投げやりな筆致で書かれた「A」という文字が、
黒い画面に白抜きで浮かぶ。

なんでも良かった、と著者は言う。
ドキュメンタリーに客観性を持たせることは不可能であるというスタンスを維持しつつ、
自分の目に映るオウムの姿を撮影しようとした。
だが結局最後までオウムという集団の姿を捉え切ることはできなかった。

森達也は作品の方向転換を迫られる。
カメラはオウムの外側へと向けられる。そこには奇妙な人々が映っていた。
自らの正義を決して疑わない人々。コンクリートに頭を打ちつけ気を失った人間を
喜ばしそうに微笑みながら眺めている人々。

オウムに人権はない。悪魔や鬼畜に人権がないのと同じように。
それがまかり通っている。法よりも情が優先される。
感情的に騒ぐだけ騒ぎたて、時が経てばさっぱり忘れる。
それがオウムの外側にある、我々の住む社会の姿だ。

オウムは現代の日本社会に居場所を見出せず、半ば村八分の状態におかれ
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 のれん 投稿日 2012/5/4
形式: 文庫
当時、マスコミによる報道がオウム叩き一辺倒だった中、中立な立場からオウム信者のありのままを撮ることを試みたもので、特にオウムの広報だった荒木浩氏へのインタビューが中心。

本書が浮き彫りにしているのは、オウムの事件から見えてくる「日本人のメンタリティ」です。
事件後、世論、マスコミ、警察が一斉にオウムバッシングに走った状況は、言ってしまえば「オウムは悪」という断定による思考停止状態で、それを崩そうとすると「おまえはオウムの味方をするのか!」ということになって、まともな議論ができなかったみたい。
ただし、それでは「なぜサリンを撒いたのか?」という動機の部分は見えてきません。

結局のところ、地下鉄サリン事件を引き起こしたのは、上記のように「集団」や「組織」に従属して思考を停止してしまう日本の社会なんじゃないか、というのが、とりあえず本書から導き出されることのようです。
(海外の人が映画を観て口にした、「これほどグロテスクな思考停止は、やはり日本人に特有の現象ではないか」という言葉は印象的)
巻末の宮台真司さんによる解説がわかりやすかったのですが、その中の、「オウムと敵対する社会がオウムと似ていること自体がオウムを生み出す」という一文が、これを凝縮していました。
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29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 いんてきふこ 投稿日 2009/10/22
形式: 文庫
オウムがサリン事件の後に当然ながら世間からのバッシングを受けている最中に、オウムの側から外を見るという視点でカメラを回して、ドキュメンタリーを制作した作者の本。

私が持っている知識は、マスコミが垂れ流したニュースやワイドショーなどの情報しかないので、多分相当偏っていると思うのだが、この本を読むと、何が真実なのかという前に、どうして日本のマスコミはこうだらしないのだろう…と悲しくなるくらい、ひどいことになっているのに気づく。

第四の権力どころではなく、単に権力にこびへつらう最低の組織に成り下がっていないか?

一番すごかったのが、オウムの信者を不当逮捕するシーン。
横でカメラが回っているにもかかわらず、公安が勝手にどこかのテレビ局のカメラだと勘違いして、テレビ局なら何を撮影しても、自分たちに不利になるようなことはしまいとなめてかかって、自作自演で公務執行妨害を演出する。で、信者は無実の罪で逮捕され、起訴されようとする。その一部始終をビデオ撮影していた作者が弁護士を通じてそのテープを提出したら、いきなり無罪放免…。ひどすぎる。

こんな感じで、いかにマスコミの情報が反オウムだったか、しかも正確に報道したのではなく、自分たちが最初からこのように放映しよう、そして皆にこう思ってもらおうという意図で
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