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「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】
 
 

「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】 [単行本(ソフトカバー)]

小宮 一慶
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

ある会社の財務諸表を見て、その会社の実力を見抜く場合には、もちろん優先順位があります。1安全性、2収益性、3成長性の順番です。実践的にものごとを見る場合には、必ず優先順位が必要ですが、私が財務諸表を見るのはこの順番です。
最優先すべきは、なんと言っても、短期的に倒産する懸念がないかどうかを見抜くことです。
どんなに収益力があっても、短期的に倒産ということになると、どうにもなりません。株式を買っている投資家、お金を貸している銀行、商品を売って与信を与えている仕入れ先、働いている従業員など、会社の利害関係者にとって、最も大きな影響があるのが倒産だからです。倒産すれば、当たり前ですが、会社そのものがなくなります。株式も融資も債権もすべて価値がなくなってしまいます。雇用の維持もおぼつきません。要するに、会社の「安全性」を見抜くということが財務諸表を読む上で最も重要なのです。
そして、安全性の懸念がなく、当面、倒産する心配がないということであれば、次は「収益性」を見ます。十分な利益を出しているかどうかです。収益をあげていなければ、じり貧となり、将来的に安全性に影響を及ぼすようになるからです。
そして、収益性を分析することができれば、次は「成長性」です。現在の安全性や収益性を維持発展できるのか、今後成長するのかどうかということです。
ベンチャー企業に投資する場合など、成長性を最優先にする場合もありますが、それでも安全性を無視して良いというものではもちろんありません。会社が短期的に倒産してしまったら、成長も何もあったものではありませんね。また、ベンチャー投資は、ベンチャーキャピタルなどのこの分野の専門の投資家が行うことも多く、ハイリスク・ハイリターンで、バクチ的な要素も強いと言えます。要するに、これは例外的な見方です。
ですから、一般に会社を見る場合には、経営の観点からも、投資、融資、与信の観点からも、また、就業という観点からも、「安全性」→「収益性」→「成長性」の順で見ることが重要だと私は考えています。(本文より)

著者について

小宮一慶(こみや・かずよし)
経営コンサルタント.株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役.十数社の非常勤取締役や監査役も務める.1957年大阪府生まれ.京都大学法学部卒業.米国ダートマス大学エイモスタック経営大学院へ留学(MBA取得).東京銀行(現,三菱東京UFJ銀行),岡本アソシエイツ,日本福祉サービス(現,セントケア)を経て現職.2005年4月から2009年3月まで明治大学大学院会計専門職研究科特任教授.著書に『お金を知る技術 殖やす技術』(朝日新書),『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』(ディスカヴァー・トゥエンティワン),『あたりまえのことをバカになってちゃんとやる』(サンマーク出版),『一流になる力』(講談社),『日経新聞の数字がわかる本』(日経BP社),『図解キャッシュフロー経営』『「1秒!」で財務諸表を読む方法』(ともに東洋経済新報社)など多数.
ブログ http://komcon.cocolog-nifty.com/

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 206ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2009/9/4)
  • ISBN-10: 4492601902
  • ISBN-13: 978-4492601907
  • 発売日: 2009/9/4
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「一秒で」というよりは、「一冊読めば、財務諸表が本格的に読めるようになる本。」, 2010/6/20
レビュー対象商品: 「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】 (単行本(ソフトカバー))
(総評)
●相変わらず「一秒!」というキャッチーなタイトリングが邪魔だが、要は、「一冊読めば、財務諸表で知らない単語が基本的になくなるし、項目ごとの関連や、決算書類についてくる指標(ROAとか)の意味や、目安となる数値(10%が普通、とか)もわかるので、本格的に決算書類が理解できるようになる」という素晴らしい本。
●前作に比べて専門性・実用性がアップ。前作で、とっつきやすさを高めるために載せていた国の財政等に関する記載=「無駄」も少ないし、実際の決算書類がほとんど省略なしで掲載されているので、極めて「実践」的。
●コンサル的な視点や、「〜の値は、10%くらいあってほしい」といった、実務家の知識が必要な個所に必要なだけしっかり載っていて、かゆいところに手が届く(?)的な内容となっている。
●ただし、情報量が多く、専門性が高いので、財務諸表をある程度読んだことがある人〜簿記ができる人〜コンサル的なことを勉強したい、堅めの専門書を読んだことがある人、向けの本になっている。

(前作との比較)
ベストセラーとなった「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本をお読みになった方も多いと思われるので、まずは比較から。
●前作よりも実際の決算書類の数が多い
 ―― 前作も、入門書にしては決算関連の表が多かった気がしますが、今回は一章に1〜2枚は、項目を略していない決算書類が出てきます。おそらく、前作では、初心者を混乱させるという配慮から略されていたのでしょう。
●前作より専門用語(前払費用など)が多い
 ―― これもまた、前作では初心者への配慮から省略されていたものと思われます。今回は、実際の決算書類を、項目を略さないで引用している関係で、前作では省かれていた「決算書類のなかには出てくるけど、意味はググってみないとわからない」系の項目がガンガン出てきます(でも、一応軽い説明はついているのでご安心を。)。
●前作より紹介される指標(ツール)が多い
 ―― レベルが上がっているのを端的に感じますが、前作では紹介されなかった「当座比率」などの、「コンサルや銀行マンは普通に使うけれど、一般にはそんなに聞かないツール」が、前作で紹介されている基本的なツールの間に挟まって紹介されています。
★したがって、前作よりも、より玄人向けというか、一冊読み切った暁には、ちゃんと決算書類が読める(ほぼすべての記載事項が一応理解できる)という領域に近づいています。

(その他の特色)
●目次をみれば明らかですが、安全性、収益性、資金繰り、という明確なテーマ(財務諸表から読み取りたい情報)が設定してあり、それをどう財務諸表から読むか、という視点で整理されている。
第1章 貸借対照表の見方・読み方[基礎編]
    ──安全性分析1
第2章 貸借対照表の見方・読み方[実践編]
    ── 安全性分析2
第3章 損益計算書の見方・読み方[基礎編]
    ──収益性分析1
第4章 損益計算書の見方・読み方[実践編]
    ──収益性分析2
第5章 キャッシュフロー計算書の見方・読み方
    ──資金繰り分析
●したがって、前作のように、財務諸表から管理会計へ、コンサルツールへ、と話が飛んでいくシーンが少なく、より財務会計に関する専門的な話題にフォーカスしている。
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 実践的な理解へ確実な一歩, 2009/9/14
By 
広島か?東京か? "ブックレビュー" (品川区西五反田) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】 (単行本(ソフトカバー))
「1秒!」で財務諸表を読む方法の第2弾の実践編。

貸借対照表、損益計算書の見方、読み方をそれぞれ
重要な点に絞り込み解説してあります。
これまで、何となく分かった気になっていた財務諸表ですが、
本書を読むことで、チェックするポイントや、その分析の仕方を
学ぶことができます。

具体的にトヨタや花王、イオンやユニチャームなど、
直近の数値を例に分析してあることは、実践的で理解が深まりました。

著者から「しつこいようですが・・」「覚えてますか・・」
「忘れている人は確認してください」「分かった気にならないで」
と重要なポイントは、章を読み進める中で何度も指摘され、
個人的には、振り返りながら確実に読み進められました。

分析を自分でできるようになることが本書の目的と書かれており、
そのためには、数字を読み飛ばしたり、解説をすぐに他に求めたりせず、
自ら数字を追って、行くべきだと感じました。
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21 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 小宮 一慶バブル?, 2010/12/10
氏の数々の活動を強引にパッケージ化したためか、タイトルと内容にズレを感じる一冊。

「財務諸表を読む方法」というタイトルとは裏腹に、財務諸表以外を題材にしているモノが多い。
確かに企業分析の際には、マクロ要因は重要であり、氏の記述も参考になる。
しかし、その旨タイトルに反映させるべきだろう。

また、「初心者向け」といいつつも目次等のナビゲートが不親切である。
言行不一致を感じる。
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