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「食べもの情報」ウソ・ホント―氾濫する情報を正しく読み取る (ブルーバックス)
 
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「食べもの情報」ウソ・ホント―氾濫する情報を正しく読み取る (ブルーバックス) [新書]

高橋 久仁子
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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「食べもの情報」ウソ・ホント―氾濫する情報を正しく読み取る (ブルーバックス) + 「食べもの神話」の落とし穴―巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

健康雑誌の記事や健康食品の宣伝文にあふれるウソを見極める。
ガンや糖尿病に打ち勝つ「万能薬」のような食品や、それだけで痩せるような「ダイエット食品」は存在しない。昔からふつうに食べられている食品が、決定的な害を体におよぼすこともほとんどない。これら「食べもの信仰」ともいうべき、食品に対する過剰な期待や恐れを正し、豊かで健康な食生活を提唱する。

一見科学的な、あやうい情報に惑わされていませんか?
「砂糖がカルシウム欠乏を招く」「化学調味料で頭が悪くなる」「有精卵や天然酵母は体にいい」「クロレラは万病に効く」など、あたかも科学的に実証されたかのような思い込みに振り回されていませんか?何がホントで何がウソなのか。本当に大切な食生活とはどのようなものなのか。健康に生きるための情報の捉え方、食生活のおさえどころを紹介します。

内容(「BOOK」データベースより)

「砂糖がカルシウム欠乏を招く」「化学調味料で頭が悪くなる」「有精卵や天然酵母は体にいい」「クロレラは万病に効く」など、あたかも科学的に実証されたかのような思い込みに振り回されていませんか?何がホントで、何がウソなのか。本当に大切な食生活とはどのようなものなのか。健康に生きるための情報の捉え方、食生活のおさえどころを紹介します。

登録情報

  • 新書: 254ページ
  • 出版社: 講談社 (1998/10/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062572311
  • ISBN-13: 978-4062572316
  • 発売日: 1998/10/20
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 雪兎
形式:新書
 著者は、「フードファディズム(食物や栄養が健康や病気に与える影響を過大に信じたり評価したりすること)」という概念を、日本で最初に紹介したことで知られる。

 体に良いとされるものとして、紅茶キノコ、酢大豆、大豆ココア等が過去にはブームとなったものだが、近年では健康情報“娯楽”番組が、フードファディズムに拍車をかけている。「あるある」の納豆捏造問題は記憶に新しい。何度もいっていることだが、「○○が体に良い(悪い)」という言説には、何かしらの宣伝めいたバイアスがかかっていると見た方が良いだろうし、宣伝を宣伝と見抜けずに信じてしまうようでは、怪しげな商法の犠牲者となる可能性が高い。

 フードファディズムの一部として、「天然」「自然」「植物性」「有機」「無添加」といった雰囲気的なものが過大に評価され、「人工」「合成」「動物性」「食品添加物」を忌避しようとする思考が蔓延している。このように、良い(悪い)と決めてかかる二分法は、ニセ科学の方法論そのものと言える。どのようなものでも(例え「良い」とされるものでも)、過剰摂取は良くないのである。

“天然塩”“飲むコラーゲン”“酵素”といった体に良いと吹聴されるものにまつわるファディズムを解きほぐし、悪い方で取り上げられることが多い炭酸飲料や即席麺、ファストフードに関しても、そればかり摂り過ぎるのは栄養の偏りを招いて問題だが、足りない栄養を補いながら適量摂取する範囲ではかまわない、むしろ食生活を豊かにするものだと説く。食品添加物に関しては、健康被害に繋がる可能性は限りなく低いとするが、例えば、スーパーの野沢菜漬けが本来の野沢菜漬けとは形を変えてしまった、というような、「食文化の破壊」という観点でのマイナス面は指摘している。

 結局のところ、“バランス栄養食”、そう名乗る食品に関して、本書の続編「『食べもの神話』の落とし穴」では、成分表示から「脂質が豊富に含まれている、ビタミンとミネラルが添加されたクッキー」と読み解いているが、“魔法の食品”など存在せず、様々な食品をバランスよく摂るということに尽きるのである。サプリメントに頼るなど本末転倒。同時に、「悪い」という言説に踊らされると、憎むべき「不安煽動・便乗ビジネス」が待ち構えているので、そのようなものにも惑わされないようにしたい。

 日頃から懐疑論に接している人間には既知の内容も少なくないが、「『食べもの神話』の落とし穴」と合わせて、万人に広く薦めたい本と言える。
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24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:新書
砂糖は太るとけなされ、炭酸飲料は骨を溶かすとけなされ、反対に有精卵は無精卵より体に良いとほめられ、天然塩は「自然食品」だから安心だとほめられる。これらにホントに根拠があるのだろうか。著者はこのようなフードファディズム(food faddism)と呼ばれる「食品情報の煽動」に警笛を鳴らす。砂糖だけが肥満の原因ではないし、炭酸飲料が骨を溶かすという事実はない。確かに有精卵や天然塩は良いものだが「食事」は他の食品と組合せてはじめて成り立つものだから、栄養バランスが悪ければ、それらの健康効果も期待できない。本書では健康食品とされるクロレラ、プロテイン、アロエ、プロポリス、健康に効果があるとされる栄養素、レシチン、フラボノイドなどにも、栄養学の立場からメスを入れている。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ysato
形式:新書
 著者は群馬大学教授で,食物学,栄養学が専門の女流研究者.その視点は冷静だが食全般に対する深い愛情を感じさせる.文章は,的確でわかりやすい.

 本書は,フードファディズム(Food faddism;食べ物が健康等に与える影響について過度の期待あるいは不信をもつこと)をキーワードに,巷に溢れる「食べ物情報」を総括する.そして,健康維持と食事の関係についての,基本的かつ重要なことの再認識を促す.例えば,病気を予防・治癒するような「食事」はないこと,「良い」とされる食品ばかり過剰摂取するのではなく,必要な栄養素を過不足なくとることこそ大切であること,食事摂取量の適切性を自分で考えてコントロールするべきだということ,である.

 これらは,至極まっとうで当たり前のことだが,多くの人がそういった基本を忘れて,マスコミに乗せられて「良い」食品を追いかけている.本書は,あやふやな情報に惑わされないための基礎知識と,理性的な視点をもつことの重要さを伝えている.
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