宝くじは有楽町で買うべきか否か、少子化対策のトンデモ結論、
求人広告のワナ、グラビアアイドルに学ぶ「カードの切り方」、
といったエピソードから数字・会計・ビジネスについて解き明かします。
コンセプトは「数字のウソから、数字を学べ」。
ビジネス常識にNOを突きつけ、それらをひっくり返します。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
タイトルは反則だが、たたみ方は巧い,
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レビュー対象商品: 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書) (新書)
「食い逃げされてもバイトは雇うな」の副題が「禁じられた数字(上)」と書かれているのをみて「おやっ」と思った人は多いはずです。この本のどこにも「禁じられた数字」は書かれていない。
本書の副題は「禁じられた数字(下)」で、第1章から「禁じられた数字」が出てきます。四つパターン別に紹介されていますが、要するに「人の判断を迷わす数字」のこと。興味深いのは、悪気があるかどうかは別にしてマスコミにもよく出てきますね。 第1章がわかれば、第2章、第3章はたやすく理解できるでしょう。一言で言うと、数字だけで判断する人が陥る罠のこと。まさに上巻の「正反対」です。 第4章からがいよいよ核心です。「数字を読まなければだめ」ですが、「数字だけで全てを判断してもだめ」なんです。両者は相反する事が多いのですが、「二者択一」ではなく「一挙両得の第三の手を打て」ということです。ラーメン屋の場合は「バイトを雇っても、食い逃げを見張らせるだけでなく、他の仕事もやらせろ」となります。よく考えれば「当たり前のこと」です。この章には読者へのクイズも載っていますが、全問正解した人はいないのでは? もっとも全問正解できればこの本を読む必要などありません。 終章は「結論」というより「この本の総復習」です。 この本に書かれていることに「間違い」はありません。ただ、この本の内容が理解できても「普通の人はビジネスの世界で応用がきかない」から大成功できないのです。 上巻に星四つを書いたからには、星五つといきたいのですが、「タイトルのつけ方が反則気味」なので、あえて星をひとつ減らしました。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
よく考えて工夫している,
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レビュー対象商品: 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書) (新書)
ヒット作の2作目3作目となると、だんだんと出がらしっぽくなってくる場合ももある。しかしこの本の著者は、自らテーマを設定し、上下巻にわたって構想を練り、それから書いていることがうかがえる。
トリッキーなタイトルで耳目を集めたが、中身はまっとうだ。若手社会人全般に薦めたい。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
フェルミ推定よりも現実的、頭の体操ビジネス版,
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レビュー対象商品: 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い 禁じられた数字〈下〉 (光文社新書) (新書)
山田氏が「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉」のなかで、「分析は比較して考えろ」とあったので、ここでは「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」と比較して考えてみる。まず、地頭力より文章は平易で字間も大きい。すぐ読めてしまう。 しかしながら、情報は最新であり、8問あるクイズも実際のビジネス事例であるため、より現実的である。 日本の国土面積を知らないと「日本の電柱は何本あるか?」という問いに答えられないフェルミ推定とは異なり、最終問題を除いては事前知識も要らないので、往年のベストセラー「頭の体操」に近い。 もちろん、この本の主題は計画や効率化に対する批判と、「妙手」への賛美であるが、実際に多くの人が役に立つのは、帯に書いてある「数字に騙されない「考える力」を身につける」のほうではないだろうか。
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