知的能力にあまり自信のない人が
少なくとも馬鹿に見られないようにするには
どうしたらいいか。それには方法論がある。
人間が自分はもちろん、他人の頭の中身を見られない以上、
どうやって相手の知的能力を判断するかといえば
それは文章を通じてということになる。
現に、今コンサルタントをしているという著者は、
作文を書かせ、その内容を吟味することで、
その人のビジネスマンとしての力量を判断
することが出来るという。
では、馬鹿に見られない文章とは何か。
それは伝わる文章であり、どうしても
伝えたいことが書かれているものであるという。
そうした文章を作成するための
具体的なアドバイスは本書に譲りたい思うが、
きわめてオーソドックスなものであるように思う。
ハウツーものとしては、これは、という方法論を
一つでもいいから示さないと、二度とその本を手に
取る事はないと思う。書く前にメモを取りなさい、
とか、構成を考えなさい、とかあまりに当たり前すぎる
方法論が羅列されていて、途中で読むのを放棄しそうになった。
せっかくコンセプトはいいのだから、あと一ひねりが欲しかった。