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「間取り」で楽しむ住宅読本 (光文社新書)
 
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「間取り」で楽しむ住宅読本 (光文社新書) [新書]

内田 青蔵
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

「玄関がない」「居間がない」「部屋がない」「部屋しかない」
住まいはこんなにも自由だ。

近代はわれわれの住まいと生活が急速に変化してきた時代である。その変容の過程は、多くの人が住まいを求めて自由に描いてきた「間取り」に残されている。(中略)
これから、間取りは機能毎の〈部屋〉という考え方を捨て去り、大きく変わろうとする気配が感じられる。よく考えれば、住み手は多様だ。しかも夫婦と子どもという形態以外の家族も増えた。そもそも同性者による夫婦も現われる時代だ。そうした多様な住み手が、どのような生活を求めているのか、その答えが間取りを大きく変える。そうした時代をわれわれは迎えている。(本文より抜粋)

◎あなたの「間取り」は画一的か、独創的か
新しい住まいの間取りは、〈個室系の間取り〉と〈開放系の間取り〉の二つの方向へと向かい始めている。〈個室系の間取り〉では、それまでの部屋の考え方をやめ、単一機能の部屋に様々な機能を詰め込んで多機能の部屋へと変えることがめざされたともいえるかもしれない。一方、〈開放系の間取り〉では、大きな一つの部屋を用意し、その中に〈部屋〉ではなく、多様な行為を行う〈場〉を用意したものといえる。

内容(「BOOK」データベースより)

あなたの「間取り」は画一的か、独創的か。

登録情報

  • 新書: 230ページ
  • 出版社: 光文社 (2005/1/14)
  • ISBN-10: 4334032893
  • ISBN-13: 978-4334032890
  • 発売日: 2005/1/14
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 457,025位 (本のベストセラーを見る)
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家族像の変遷 2009/10/11
形式:新書
本書は、「部屋に注目して、明治以降住まいがどのように考えられ、また、どのような変化をしてきたのか」を分析しつつ論じており、建築的ハード面というよりも、そこで生活する時代によって異なる家族像や社会像に注目している点が読みやすい。

 時代性を反映する家族像に合わせて、住宅の間取りが変遷していく様子にはそれなりのストーリーがあり、なかなか興味深い。今の日本では住まいは家族のためのものであるのは疑う余地のない常識であるが、かつては接客の場(客間)が中心で、家族の生活の場(居間)が追いやられていたことなどの歴史的変遷が語られている。

 具体的に1934年の家事教科書「家事新講」での間取りの新傾向として以下の5点を取り上げている。
 
 '@接客本位をやめて家人本位にする
 'A間取りを単純にする
 'B廊下を短くする
 'C相関連する部屋を隣接する
 'Dリビングルームシステムを採用する

 リビングルームシステムとは、室数を減じて遊ばせる部屋がないように、居間にも客間にも書斎にも食堂にも転用できるリビングルームの設置を提案するものあり、戦時下の不景気時代に求められた住まいのコンパクト化を反映している。

 日本の現状の住まいから察するに、接客の機能が完全に葬り去られているように思えるのが残念で、やはり友人・知人が集まれるような「接客」とは言わずとも「楽しく集まれる」場は欲しいところ。

 個人的には「誰もいなくなった部屋=今」の章で取り上げられている、居間のない個室だけの住まい「個室群住居」が、建築家:黒沢隆氏によって早くも1960年代に提案されているのは驚き。その発想はさらに極端化し、山本理顕設計の住宅では、居間的な室が完全に消失し、中庭になってしまっている。これも、従来の家族像の崩壊を意味しているのだろうか
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形式:新書
著者の内田さんは今では近代住宅史研究の大家となられましたが、そんな今までの研究をとてもわかりやすい形で読者に提供する「住宅読本」となっています。わたしたちが普段なにげなく生活している住宅の間取り、アパートを借りるとき自明のものとして考えているLDK、そんな私たちの当たり前がどんな経緯でできあがってきたのかが「間取り」を通して楽しく学べる本です。そしてこれからの間取りはどんなふうになっていくんだろうと一緒に考えて下さい。このソフトな心遣いは著者が女子大の先生なればこそかもしれません。
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形式:新書
内容的には近代日本における間取りの変遷。
全体としての主張は鮮明ではないものの、個々の
エピソードは興味深く、その意味で楽しめる。
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