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「金融工学」は何をしてきたのか(日経プレミアシリーズ)
 
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「金融工学」は何をしてきたのか(日経プレミアシリーズ) [新書]

今野 浩
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 893 通常配送無料 詳細
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「金融工学」は何をしてきたのか(日経プレミアシリーズ) + 金融工学の挑戦―テクノコマース化するビジネス (中公新書)
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商品の説明

内容紹介

繰り返されるバブル崩壊。デリバティブに代表される金融工学を犯人に仕立てることは簡単だが危険な発想だ。市場崩壊の本当の原因をわかりやすく提示するとともに、現代経済に果たす金融工学の役割と重要性を説く。

内容(「BOOK」データベースより)

安定的な原材料供給や信用リスク軽減に金融工学が果たす役割は大きい。リーマンショックを引き起こした住宅ローン担保証券に、金融技術はほとんど使われていなかったのだ。バブルとその崩壊を引き起こす「強欲」の「暴走」という実態を描きながら、改めて金融工学の本質を説く。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2009/10/9)
  • ISBN-10: 4532260604
  • ISBN-13: 978-4532260606
  • 発売日: 2009/10/9
  • 商品の寸法: 17.6 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白い! 2009/10/22
By カーマイン トップ1000レビュアー
形式:新書
 金融工学は何をしてきたのか、というタイトル通りの本です。金融(ごとき)に崇高なる「工学」を称させることは不適切・・・という冷たい視線を浴びながら、金融工学と格闘してきた著者の金融工学論は、静かに熱く、一気に読める本です。いくつかよくわからないところもありましたが、それを差し引いても「読ませる本」だと思います。金融工学の限界や、金融工学を使っている(と称している?)人たちの怪しさは、実に興味深いです。
 金融工学は、世間のトレンドによって大きくその必要性が喧伝されたり、蔑視されたりと紆余曲折です。その一方で、金融工学によってさまざまな金融商品があらわれ、利便性も危険性も倍増したことは事実です。リスクヘッジのためのサイエンスという科学的な側面と、強欲へと人をいざなう魔力的な側面をあわせもつ金融工学の魅力を感じる本です。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
推奨 2010/2/22
By zigeunerweisen VINE™ メンバー
形式:新書
日本の金融工学のパイニア的存在である今野浩氏の最新著作。リーマンショック後に再び勢いを増した金融工学悪者論に対する今野先生の反論の書とも言えるだろう。前著『金融工学の挑戦』も構成と筆力の見事さに唸らされたが、本著もまた見事。物書きとしても一級の方だと再認識した。また、どのような分野であれ、第一級の研究者は語りには鋭くも豊かな知性が感得できる。本書を通して、金融工学研究に対するゆるぎない信念を披露しつつ、「これまでアメリカ的経営や市場万能主義の先頭に立ってきた人が、“ザンゲの書”なるものを出版している」(p.32)と、金融危機の余波で学問的危機にも陥る一部の学者の節操のなさを難じている。この一文を読んで「私は懺悔の気持ちをもってこの本を書いた」と臆面もなく宣伝してベストセラーをものにしたI.N氏を思い出した。無謀な投資を煽る似非投資指南本が氾濫する中で、一人でも多くの若者、ビジネスパースンに本書を読んで、投資の世界を冷静に見つめる眼を養ってほしい。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jasmin
形式:新書
金融工学に関して、いくつ解説があるが、難しい数式などは出てこないので初心者でも読みやすい。
本書にあるように、金融工学が発達したことによる恩恵も忘れてはならない。ヘッジをすることで、より安定的な収入を得ることができるようになったり、新しい商品の開発にも役立つ。
問題なのが、それを利用する人たちなのではないだろうか。目先の短期的な利益のみを求めて、自分達の投じたマネーが、どう世界を巡って、どんな影響を与えてしまうのか、ということまで考える投資家は少ないだろう。あくまでも金融工学はツールにしかすぎず、使い様によっては社会の訳に立つし、逆にネガティブな影響を及ぼす可能性もある、という考えには同感。

また日本において、「金融」「お金儲け」という言葉に対するアレルギーがあることについても書かれている。実際、私達の生活には金融が密接に関わっていることからも、今回の金融危機をきっかけに金融から遠ざかるよりも、より多くの人に身近に感じてほしい。
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