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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
道徳力の大切さを再認識するために,
By しかし、韓国や中国はともかく、米国の道徳が低下して没落の兆候が見えるとしているのはどうだろうか? 米国衰退論と言うのは過去にも何度か出てきたが、失敗への対処は日本に比べて迅速かつ的確で、その度ごとにより存在感が増している感じがする。 日本の道徳力が低下している兆候が無きにしもあらずなので、日本の道徳力がいかに優れているかよりも、道徳力がいかに大切かを再認識するために本書を読むべきであろう。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日下氏の書籍はいつ読んでも勉強になります。,
By
レビュー対象商品: 「道徳」という土なくして「経済」の花は咲かず―日本の復活とアメリカの没落 (単行本)
日下公人氏の書籍は視点が面白い。必ず参考になり、人に教えたくなる、というこの2つの特徴があります。今回は資本主義の元を作ったのはキリスト教の「カルバン派」であると言い、二宮金次郎さんとの類似点を指摘していたり、ユダヤ商法の起こりと江戸時代の商家の暖簾分けのつながりを説いてみたりと、相変わらずの、その視点の鋭さと博学振りには感心させられます。日本人の文化レベルの高さは世界でも有名ですが、そこに着目するところもまた素晴らしい。さすがにお見事な仕事です。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
道徳の観点から現在の金融危機を2年前に予測していた本,
By その分析方法の基準が「道徳」である。道徳が無い国は、経済発展もしないし、したとしても長続きしないと言い切る。アメリカの一部が言うグローバルスタンダードとと言っても、アメリカが新興国だったときにアメリカを信用しない欧州から押しつけられ、さらに大量に流入したユダヤ商人によって定着した商売方法を言っているだけであり、日本が従う必要は全く無いと言い切る。 そして、道徳心に基づいて発展し、世界が日本と商売していく課程で、自然と世界も日本の道徳に基づく経済方法を見習うようになろうと予想する。 日下氏は道徳を説いているが、東大・長銀と渡り歩く中で論理的思考をたたき込まれたと想像する。しかしそれでも道徳を重用視する姿勢が好感が持てる。日本を元気にしたいという意気込みも伝わってくる。 さらに、日本経済の更なる発展のためには、ドル基軸を捨て円を基軸にする活動を活発化せよと説く。もちろん、そのために軍備増強と核武装が必要であるということもさり気なく書いてある。やはり昭和ヒトケタは気合いが違う。 世代で十把一絡げにしたくはないが、孫の世代である我々がそろそろ目覚める時なのであろう。
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