素晴らしい本に出会うことが出来ました。これもご縁なのでしょう。雑誌「プレジデント」に掲載された文章がまとめられたもので、特に企業、経営、仕事という企業人がこころするべきことの教えが凝縮されています。経営という言葉も元は仏教用語で、生涯教育、人間形成という意味であるそうです。いつのまに収益を大きくすることのような意味になってしまったのでしょう。企業とは、仏教の言葉で考えれば人間が生きてゆく為の行為という意味になります。企業経営の本質は、こういうことなのでしょう。普段随分と違った意味で使用しているように感じられます。意味のとり違いが息苦しさを生み出しているようです。モノが豊富になるにつけ、人のこころが荒廃しています。自分自身でもそう感じます。仏教の思想を知ることで長い間忘れていた自分の中の仏心を思い出し、実践することで、命を取り戻せるのだと思います。
芥川賞作家の大城立裕さん、石原慎太郎さんとの対談も掲載されています。大変興味深く読ませていただきました。