デジタルメディアに囲まれたインターネット社会を生きるために注意すべき点を、計算言語学の専門家という立場で詳述している。そもそもインターネットとはの根源的なところから始まり、俗に言うweb2.0という概念やまた今ばやりのツイッター、クラウドの大本について語る。
デジタルメディアの由来や位置づけを読者に教えた後にその賢い使い方について著す。google検索が大衆操作に利用される可能性やネット空間にある匿名情報による洗脳の可能性など的確なメディアリテラシーを教授している。
特にインターネットから匿名情報をなくす仕組みをとの問題提起は本当に正論である。私も前々からわかっていたことだが、情報を発信する人はその責任をとらなくてはならない。それが匿名をなくすということ。子供がアダルトサイトや有害サイトを見るご時世である。インターネット上に国際法を作らなかった人間達は馬鹿だと痛感する。視覚情報は人間の宇宙なのだから、洗脳は起き易いのである。このような環境で育った子供で凶行に走った子供がいたとしても不思議ではあるまい。