前作に引き続き、公募企画の実話怪談第2集である。
「悪戯」…式神を使えるのだろう。描写ではごく一般的な方なのに。凄いな。
「会議室」…実は物語に出てこない部屋が『一番凄いんだ』と。秀逸な構成力。
「異臭」…異様な外観とは裏腹な何か哀れさを催す話。
「ゆめを、みていた」…うっ…これは驚く…生後2ヶ月で?
「唄声」…子供たちの中に混じって来たそれは、録音しているのが分かっていて、この様な接触をしてきた。
「甘味(その2)」…過去、城にいた女性たちの為に替わって、知らず施餓鬼供養をしたような話。
「きみわるいはなし」…かなり気味が悪い。しつこく聞かれた住所を教えていたら、一体どうなっていたのか。
「忘れるな」…お父さんスゴイ!、でも凄い能力を持ってるんだけど、一体顛末は何なのかを知りたい。
「赤不浄・黒不浄」…考えさせられる事の多い話。竈神様に限らず、護り神様は篤く敬うべし。
一番印象深いのは、最終話の「予告」。怪異の連続攻撃にも気が滅入るが、この話を採録した筆者にガムテープ女が出現するくだりは圧巻である。