全28話です。新しい年を飾る実話怪談2冊のうちの1冊ですが、ちょっと弱いような気がします。
ただ後書きでは、一切関わりたくないとすら思える話が舞い込んできていると著者の一人である渡部氏が書いていたので、期待してます。やはり今年も実話怪談からは離れられそうもありません。
あとなんだか表紙のデザインがすごく好きです。
ネタバレにならない程度にですが、話としては葬儀に参列する「死神」、スナックで出会った「人を殺した」と告白する男、怪談蒐集が趣味だった人が唯一手元に残した自分の体験談、同室の同僚の口から発せられる音、妹が作りあげる「あーしゃん」と呼ばれる作品、といったものが載せられています。
個人的にオススメは、
きつね
ゴンボ
おくるみ
夏祭り
夜話
壕
死神
粘土細工
サチエや。
時が来るまで‥‥‥
蚕食
です。
中でも〈きつね〉はとても気に入った作品ですね。
次巻、31巻目でも良い話があるといいなぁ。