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その基本原則は、「面白いことを勉強する」「全体から理解する」「8割までをやる」の3つだという。基礎から積み重ねていくきまじめな勉強法は見直す必要がある。そして、著者が推奨するのが丸暗記法である。英語であれば、教科書を何回も音読して覚えることが成果を上げる早道になるというのだ。受験数学もできるだけ多くの問題と解法を暗記することがポイントと説く。そのうえで、暗記ノウハウもきちんと紹介している。だが、本書を読めば、即勉強ができるようになると勘違いしてはならないだろう。英語や数学の丸暗記法は簡単にマスターできるものではない。前提は本人の意欲と努力なのである。そのことを認識して本書を活用すれば、大きな効果が期待できる。
また、本書は、受験や学校の勉強のためだけに書かれたものではない。その内容は、「あらゆる知的活動の基礎となる学習行動一般について有用なノウハウを含む」という。社会に出てからこそ学ばなければならないことは多い。「ビジネスマンよ、勉強を続けよう」というのが、著者の真のメッセージなのである。(清水英孝)
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確かに、八割原則や百科事典で数学を学ぶという発想はユニークだが、方法や対象を変えて勉強を面白いものにしようというのは受験生には無理な話だし、繰り返しにより力ずくで覚えるというのも分かりきった事でもある。
本書は、これを読んだら能率的に勉強できるようになるという野心を捨てて、一種の「勉強論」として読めば、とても興味深い本だと思うが、もともと学問に王道などないのだから「超勉強法」という題名はいかがなものかと思う。
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