Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
「論語」を読む (講談社現代新書 (756))
 
 

「論語」を読む (講談社現代新書 (756)) [新書]

加地 伸行
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報

  • 【 講談社ストアはこちら 】 -累計750万部を突破した大人気コミック『宇宙兄弟』や、『のだめカンタービレ』や『ホタルノヒカリ』といった名作を次々と生み出した雑誌『Kiss』の20周年特集など今注目のタイトルや特集は講談社ストアへ。

  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

【国家】縮小財政による民力養成を目指した減税論を展開し、新しい法優先の風潮の摘発者として、〈まごころ〉共同体を理想とする。【家族】不幸な生いたち、妻との離婚などの経験から、父母への孝行をつねに第一に説き続ける。【教育】技術の伝達だけでない人間形成を実践。【生活】「徳とは得(富貴)なり」と割り切った、現実主義者。諸国を放浪し、さまざまな挫折を繰り返しながら、心の修養を積み、〈聖人〉と呼ばれるに至る軌跡――。2000年来読み継がれてきた〈ほんね人〉の肉声に、今に通じる、人間の普遍性を抉り出す。

農民の父と巫女の母と――孔子は家庭的に恵まれなかった。その出生においてすでに不幸であった。孔子の母は、孔子の父と「野合して孔子を生む」と言われている。「野合」ということばの語源である。今日、「野合」といえば、原則もなく、プライドもなく、見識もなく、ただ利益だけで結びつく関係を指す感じであるが、もともとは、「野」というべき「合」のことを意味する。その「野」とは何かということについて、いろいろな解釈があるが、結局は、人々に認められない結びつきによる「合」ということである。よほどの事情があったと言える。――本書より

著者紹介

1936年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業、専攻は中国哲学史。現在、大阪大学文学部教授。文学博士。著書に、『中国論理学史研究』――研文出版、『中国人の論理学』――中央公論杜、『史記』――講談社現代新書、『孔子』――集英社、共著に、『日本思想大系――中江藤樹』――岩波書店、『世界子どもの歴史――中国』――第一法規出版、編著に、『諸葛孔明の世界』『孫子の世界』――ともに新人物往来社、共著に、『世界古典文学全集――大学 中庸 孟子』――筑摩書房――など。


登録情報

  • 新書: 203ページ
  • 出版社: 講談社 (1984/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406145756X
  • ISBN-13: 978-4061457560
  • 発売日: 1984/12
  • 商品の寸法: 15.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 519,356位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この商品を見た後に買っているのは?


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

星4つ
0
星3つ
0
星2つ
0
星1つ
0
最も参考になったカスタマーレビュー
形式:新書
論語の入門書にして論語論である。ただ教科書的な概説を期待していると、やや、違う。
1節1節の解説ではない。むしろ、論語を読む前の下地的な教養だ。さらにそれをもって論語観が展開している。それによって読み方、解釈のヒントになり得るもの。

法家と対立した背景に合点がいった。儒家ってすごく保守的だということが分かったが、後世、儒家の流派のひとつが、とても過激になったのは、どうしてなのかな。知行合一論の契機になったことも説明がある。極めて実践的な書なのだと。「実践的」を徹底すれば知行合一論になり、それを推し進めると過激になるというわけか・・・。

なぜか俗を、礼を重んじたのかの説明も合点のいく説明だった。自分の死の恐怖から逃れるために、子どもからお祭りをしてもらいたい。子どもにしてもらうために、模範として自分が先祖を大切にしているところを見せておくことになった、という説明は、表面的なきれいごと的な、人生訓的な解説を完全に脱却していて、気持ちがいい。

「論語」を聖典化し、孔子を聖人化されているが、実物はあまり神秘的なところはなく、むしろ人生を上昇的に生きていくための実践の書と喝破する。なるほど、だから財界人たちが夢中になって読んできたわけだ。

貝塚もいっているが、合理的な孔子も唯一、神秘的なところがあるとすれば、天子が人間を動かしていると、当時の中国人みなそうだったように、孔子もまた信じていた節があるという。逆に言えば、この合理主義が論語をリアルにさせているのだろうということも分かった。

ライバルの道教は、裕福層のいけすかない高等趣味だということも分かった。

入門者であるわたしには、びっしりと学ぶところの多い本書だった。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「ただ女子と小人とは養ひがたしとなす」を孔子の女性観から出た言葉だとし、妻との離婚を示唆する。
また、子の伯魚に「礼を学んだか」「詩を学んだか」とわざわざ基本的なことを聞いているのは、
孔子と伯魚とが普段接触していなかったためではないか、という。

「私はこう読む」と何度も言い、独自の解釈をしている。

「加地らしさ」を存分に感じることが出来ます。

このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す






この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック